goo

瞠目笑 林家彦いち

人気落語家がラジオ番組で披露した即興の小噺を集めた一冊。初めのうちは、まあ即興の噺だからこのくらいのダジャレなんだろうなぁという感じだったが、読み進むにつれてダジャレだけでない噺の構成の妙とか隠された意図のようなものが感じられるようになってきて、どんどん面白くなってきた。特に、第3章のはじめの「追悼いだてん」「ハチマキすると」などは即興とは思えない秀逸さ。天才的な落語家という存在の思考回路を垣間見たようで結構衝撃的な読書体験だった。(「瞠目笑」 林家彦いち、パイインターナショナル)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )