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魔弾の射手 知念実希人

短編、長編合わせて10冊以上読んでいるシリーズで、本書もこれまでの作品同様天才医師とその部下のコンビが不可能犯罪の謎を解くというお決まりの内容だが、不思議と飽きがこない。とにかくサクサク読めるので、読んでいる時間が短いからかもしれない。ミステリーの肝になる医療知識は一般的に知られているものではないと思うが、作者が現役の医師ということで、ヘェーこういうことがあるんだと何となく納得してしまう。作者の強み、面白さは、そのあたりにある感じがする。(「魔弾の射手」 知念実希人、新潮文庫)
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