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探偵は女手ひとつ 深町秋生

元刑事でシングルマザーの主人公が探偵業と便利屋をしながら、関わった事件や謎を解いていく連作ミステリー。女性探偵が危険を顧みず悪と戦っていくハードボイルドタッチの内容は、若竹七海の葉村晶シリーズとよく似ているし、ミステリーとしての出来栄えも全く遜色のない面白さだ。ひとつ本書の非常に際立った特徴は、作品の舞台が山形県で、高齢化や過疎化が深刻な地方都市の厳しい現状がストーリーに克明に描かれていることだろう。雪降ろしができなくて途方にくれる独居老人、働き口がなくて荒んでいく若者などがストーリーの重要な要素になっている。シングルマザーになった経緯やひとり娘の話はほとんどなく、続編の余地がまだまだ大きいのが嬉しい。(「探偵は女手ひとつ」 深町秋生、光文社文庫)
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音楽会 武相高校吹奏楽部他

地域の催し物。吹奏楽はパプリカなど知っている曲が多くて楽しめた。生徒の真摯な演奏に満場の喝采。三線踊りは準備不足なのか失敗続きで残念。最後の和太鼓は迫力ある演奏で極上のエンターテイメントを満喫。
①武相高校吹奏楽部
②三線踊りの会
③和太鼓「耀座」
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落語 名作落語の会

名作落語の会。毎月開催されていて今回が209回目とのこと。お客さんの入りは3分の2くらい。毎回テーマが決まっていて今回は『古典になった新作落語」がテーマ。古典落語と新作落語の中間のような内容で楽しめた。
①桃太郎 柳家リ助 開口一番
②ぜんざい公社 笑福亭和光
③試し酒 橘屋文蔵 
④徳ちゃん 柳家喬之助
⑤春雨宿 昔昔亭桃太郎
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