なんと品のない、顔つき、目つき、身振り手振り、言い方、そう片付けてしまいたい。品を尺度にするのは、簡便で失礼な断定の仕方かもしれないが、敢て西の裸の王様に「品がない」と投げつけたい。言葉の暴力は肉体の暴力をもって返礼をされる。そのためか記者会見の横に屈強なSPが2人立っていた。廊下を歩く時も前後に二人のSPがつく。その金はどこから出るのか、維新の会かな、それとも自分の弁護士事務所かな。ひょっとすると、大阪市民の税金ではないのか。譬え、SPでなくて秘書課の職員だと言っても、そんな仕事に公務員の給料を払うのか。大阪はもともと庶民文化が強く、公をあてにせず、日々の笑いの中で、何でも茶化してしまう独特の上方文化があるが、もう、お笑いではすまない状態である。
唯、周囲の耳目を集めたいが故に、センセーショナルに言いたいだけなら、誰でもできるが、彼には大阪市民の何百万人を代表しているという公人としての自覚は全く感じられない。理屈の上からも、風俗イコール売春なのか。風俗をバカにして、沖縄をバカにして、戦前の日本は人権の欠片もなかったと、のたまう。40そこそこの男が70年前の日本に生きていたのか?そこには屁理屈ばかりの無責任弁護士の顔が垣間見える。
公人の役をしていない人間に公費でSPを就けているのか、ぜひ聞きたいものである。
仲間の大阪府知事が言った、“彼の本音”とは何なのだ。本音とは彼の真実の言葉だとすれば、彼の本性はあれほど卑しいと言う事なのか。そう言っているに等しい。“本音で語る政治家”だって、何でも後ろに政治家と付けるな。問題発言しかしない、芸の無い単なるタレントだろうが。