辺見庸と目取真俊の対談を読んでいたら、「のうのうと戦後を生き延びた昭和天皇…」というくだりで、奥崎謙三という名が出てきた。(『沖縄と国家』角川新書)
何となく興味を持ってネットで調べたら、天皇にパチンコ玉を打った人だった。
当時、フッと吹き出すような感覚があった。それは1969年の正月一般参賀の事だった。
七〇年安保を挟んで、三島由紀夫の割腹事件があった。その事がひろまった時、一瞬、何の理由もなく浮揚したような感覚に捉われたのも覚えている。
あれから五十年、半世紀、この國が内部からじわじわと忍び足で戦後民主主義というものを潰して行くのが感じられる。そのどん詰まりに控えていたのが安倍自民党政権であった。
昔ながらの駅ビルのカレー