玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

活字メディアの凋落

2020-04-25 20:48:14 | 雑感

国民は個々に意見は持っているが、政治を動かす世論なんか作れない。世論を製造や模造しているのは外ならぬマスコミだ。

今マスコミはアベ越後屋政治に侵食されて、息も絶え絶え。補正予算のマスコミ対策費に翻弄されたのか、朝日と毎日は俄かに矛先を収めて、体制翼賛新聞に変質。

立憲などの野党は、この非常時に無闇な政権批判をするな!とネトウヨから恫喝されて、ダンマリで責任逃れ。

でも、それって、根本からおかしくないか。やること、なすこと、すべて裏目と後手に回ったアベ政権。今や、週刊誌が政治をかき回している。文春砲が「森友」をぶち上げれば、ポストは急に「菅」を持ち上げ、果ては、しゃべるだけの小池に注目したり、色あせた橋下の暴言を取り上げたり、ハチャメチャ。

悪いものは悪いと適切に批判してこそ、健全な新聞てもんだ。そうしなければ、新聞はどんどん売れなくなり、生きのびれない。

日本固有の記者クラブ制度に頼って、官庁からニュースをもらい、ともかく紙面を埋めて、業界からの広告費で儲けるというシステムそのものを改めねば倒産するのは必定。

小さくても、正常なジャーナリズムが機能する身の丈に合った新聞社にしなければ、先行きはない。

四大新聞社は広告会社となり、電通傘下に入り、地方の新聞や小さな新聞社に本来の報道を期待するしかないようだ。

非常時にこそジャーナリズムの正体がばれる。

コメント
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