コロナ禍を利用して、一社ひとりに限定し、記者は予め決められた質問を棒読みして、大臣は官僚が書いた原稿をプロンプターで長々読むのが、この国の定型の記者会見。
見る側は「そんな記者会見、見るほどの価値はない」という気になる。
2005年1月、朝日新聞は「NHK『慰安婦』番組改変 中川・安倍氏『内容偏り』 前日、幹部呼び指摘」の見出しでNHKに政治的圧力があったと報じた。
この時の成功体験が安倍氏をマスコミ操縦対策という道に進ませた、と考えていた。
しかし、昨日、8月9日付け東洋経済の「テレビ報道に危機覚えた記者たちの重い一石」の中で「今のテレビでは政治や社会の問題を取り上げようとすると、『難しくて伝わらない』『視聴率が下がる』とやめてしまうんです」
「最近は報道番組でも“数字”を持ち出してワーワー言ってくる(局内の)人が多くなっている」と書かれている。
これって、報道の世界も『新自由主義』が蔓延っていると考えるべきなのか、・・・。ということは、政権が交代しても同じなのか!!
「けむり草」と云うそうな。なにやら、・・・・