玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『しのびよる破局』

2020-09-01 10:30:24 | 

この本は二度読んでも、何度読んでも解からない本かもしれない。かといって、いつか分かることがあると、また挑戦するために本棚の目立つところに置く本だろう。

辺見庸はジャーナリストだったが、彼の使う言葉は難解だ。彼は思想家や小説家が似合っていたのだ。

この本は2009年の刊行である。彼は既にパンデミック(感染爆発)を書いていた。この時点で「新型インフルエンザの問題はIfではなく、whenだ」と云った。その通り10年後にやってきた

今また、本棚から取り出して眺めている。

「民主主義はいったい誰のためのものだ?」と問う。

ファシズムはメディアと大衆がつくる」「資本はパンデミックさえ儲けようとする」「格差というが、元々平等があったのか」「テレビメディアは人格崩壊の象徴だ」・・・

これらの言葉が10年前に発せられていることに驚く。アベ政権ではなかったのに。

コメント
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