一旦権力者となった者は高潔であるべきとの自覚はあるだろう。でも、たまには自ら手にした権力に酔いしれたいこともあるだろう。これまでも、多くの権力者は、陰に隠れて自らの権力をふるってきた。
それを、白昼堂々と、特区、ワーキング・グループ、といった戦略特区制度という合法性のもとに自己の友人の利益供与を試みた。それが加計学園の問題の中身だった。
岩盤規制へのドリルという比喩行動ではない。特区制度にのせて、自らの友人に金(補助金)と土地という公共財産を譲与する合法的行動なのである。公的制度を利用した新たな犯罪ともいえるかも。その犯罪性を国民に理解させられるかが、小さな政党の存在証明になるのではないか。
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