玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

最近マスコミ事情

2020-02-12 10:22:35 | あれこれ

テレ東NEWSに国会中継がノーカットで映った。

この委員会の議論の背景は、安倍首相が黒川検事長の定年退職を延長させ、検事総長の職に就けて、自らの違法行為を検察から逃れようとしているのである。

安倍首相は「桜を見る会」の違法性や犯罪性をかなり気にしているのであろう。

テレ東はこの幼稚な政権に服従していることが怖くなったのかもしれない。

また毎日新聞も政権批判をし始めた。同時に、これまで批判をしてきた孤軍奮闘の東京新聞の女性記者をも紙面を使って攻撃している。毎日新聞は営業的な見地から政権批判に踏み切ったのかもしれない。この新聞社は、過去には西山太吉事件のこともあり、途中で投げ出すかも。

これまで、一貫して批判的立場だった日刊ゲンダイが急に矛先を緩め出した。他社が参加して独自性がなくなったからか?

マスコミ各社は結局営利企業体であり、今の経済状況では各社とも経営の先が見えないのだろう。

毎日・朝日・産経らはネット版に有料記事を載せて、会員加入を促進させて、僅かでも営業収益を上げようとしているが、果たして、その記事の商品価値は、お金がとれるほど良品質の記事なのだろうか。

テレ東は大江アナウンサーが番組の最後に「今後もノーカットで放送します」そこで「クリックしてくれ」という。これはテレビではなく、ネットのテレ東NEWSを見ろと言っているのだ。テレビからネットへの進出を本気で考えているのだろうか。

これからマスコミ各社はいったいどこに向かうのだろうか?

どちらに向けばいいのやら?

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本から歌へ

2020-02-07 22:59:37 | 音楽

辺見庸の『新・屈せざる者たち』の中の、新井英一という歌手との対談を読んだ。彼の「清河(チョンハー)への道」という歌が急に聞きたくなった。


YOUTUBEで聴いてみた。こんな歌手?こういう歌い方をする人が今までいるのだろうか!初めての感覚、感動だった。彼は辺見庸が言うように、身体全体で歌を謡っていた

吉幾三もこの歌を唄っていた。彼の歌い方だと、歌詞の内容がよく解かった。そうなると、北朝鮮との国境のこと、無性に「イムジン河」が聞きたくなった。

YOUTUBEで北山修と坂崎幸之助と南こうせつが唄っていた。加藤和彦とはしだのりひこが居ないことにふと気付いた。

時代は過ぎ去ったのだ。

歴史ある店(野毛)

 

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同じ三代目

2020-02-03 14:13:05 | あれこれ

最近、官房長官記者会見で件の女性記者の声が聞かれない。「ああ、有名になりすぎて、映画にも出たし、講演会でも、ネットでも引っ張りだこだから?」と思ったりして。

ところが、実体は、手を挙げていても、長官から指されないそうである。それを、黙って放置する記者クラブの無名の記者たちがいる。ここに男の嫉妬があるのでは。

また官房長官記者会見を、官邸では、あの公職選挙法・政治資金規制法でも抵触するであろう、件のやんごとなき三代目の御方がご覧になっていて、「今日の長官の受け答えは何点だな」とか言って、冷ややかに笑っているのかもしれない。それを周りの補佐官が囃したてている。そんな光景を想像してしまう。

また検察トップに、自分の意を汲む人材を就けるために、当該の人間の退職年齢を延長したとか。完全に逃げ切り体制に入っている。彼は法を犯しても、事実上、検察から追われない、裁かれない法の上に君臨している。

つまり、この國で初めての代議政治における実質的な独裁者になった。山口藩の岸・佐藤家の三代目は、山口組三代目より、バイオレンス=暴力という面で、勝っているのだろうか。

みんな藪の中かな。

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