バカバカしさを通り越して、落ちの無い長くて退屈なコント(寸劇)を見せられている感じだ。
よくある地方自治体の保育所問題や道路問題の住民説明会のレベルである。役所側の権力を前面に押し出して、住民の苦情をまともに答えない。
結局、「同じ答弁の繰り返し」「答弁の焦点ぼかし」「質問とのすれ違い」とよくある慇懃で卑劣な役所対応で、予定の時間を掛けて住民のご意見を聞きました=国民の代表でもある野党のご意見も聞きました、という事実を造ってめでたく国会を終わらす。
そして、いち早く権力の座に戻って、自らの犯罪を隠蔽するため証拠隠滅、口裏合わせ、等々、そして検察人事で抑えて、絶対に起訴させない。また、イメージや世間体を守るために、マスコミ封じや情報操作に専念したいという安倍首相の魂胆が見え見えである。
全く便利な世になったものだ。だるいNHKの国会報道を見ないでも、ネットで見れるのだ。不勉強な質問者と不誠実な答弁者を簡単に割愛できる。
今井雅人議員の質問は、申し訳ないが、北村大臣と同じぐらいに時間の無駄使いだ。悪いが、質問の主旨そのものが掴めていない。能力の問題なのかも知れない。この人の質問時間を若い議員に分けてやるべきだ。今回は小川淳也・山尾志桜里議員が冴えていた。
地べたの星