晩酌をつまらなくさせた柿の種

2014-01-21 23:55:21 | Weblog
最近舌が肥えたのだろうか、晩飯に買ってきた酒や酒のあてがまずいとテンションが下がる。
こんなことを感じたのは最近2回目。
安物中心だが酒の味にはそれなりにうるさい。
が、食べ物の方は味おんちなのではと思っている。
そんな私が機嫌悪くなるんだから舌が肥えてきたのか、はたまたよほどひどい出来なのか。

今回は安いからと買った柿の種。
なんなんだろうこの味わいの無さは。
パリッとした口当たりは他のものと一緒なんだけど、奥行きがないというか旨味が無いというか。
食べていて満足感がない。
ストレス解消のため、腹が出るは血糖値は上がるはといった危険を犯して食べるものではない。
どうせ不健康になるなら、自分で納得できる食べ物を食べてならなければ。
なんだそりゃ。

原因はなにか、袋の裏の情報を読み取る。
原材料筆頭が「でん粉」である。
そのあとに「米、植物油脂、…」と続く。
本当の一番はピーナッツだったけど、問題にしているのは柿の種なので。
柿の種の販売シェア第一位である亀○製菓の原材料(ピーナッツ除く)を見てみると、「米(国産)、でん粉、しょうゆ…」とある。
私の一押しの柿の種を売っている三○製菓のそれ(口当たりが軽いのである。)は「もち米、しょうゆ、植物油脂…」で、でん粉は出てこない。
米を使用する分量でこんなに味わいが変わるものなのだな。
ちょっとばかり驚いた。

お米さんと言うのは我々日本人の味覚育成の中心人物である。
それゆえ、米の旨味成分の多寡を舌が感じ取ってしまうのだろうか。
そもそも原材料の「でん粉」の原材料がなにか分からないものな。
じゃがいもなのか、とうもろこしなのか、…他にもあるのかな。
遺伝子組み換えのものなのかそうでないのか。
得体がしれないと私は思うのだが。