ウン十年ぶり

2014-01-25 00:20:09 | その他旅行き
鎌倉観光 その七

高徳院で大仏さまと再会した。
境内に入り手水舎の左から奥へと進むと、木々の向こうに隠れていた大仏さまが現れた。
おー、インパクトあるなあ。
前にお会いしたのは中学生の時、修学旅行でだった。
その時の印象について詳細な記憶は残っていない。
雨ざらしで錆びないのかなと思った覚えがある。
修学旅行と違い今回は撮影旅行である。
被写体を探す=観察する 事なので前回とは注目度も着目先も違うはずだ。



普段お寺を訪れても仏像は写真に撮らないのだが、なんでか大仏さまには抵抗なくカメラを向けれた。
大き過ぎて仏像に思えないからなのか。
風雨にさらされて色を変えた青銅のお体が渋い。
いい写真をモノにしようと周りをウロウロ。
そんな邪な心を見抜かれてか、大仏さまの私を見降ろす表情が少し険しいような気が。
自身の心根がお顔に写されるのでしょうね。



大仏さまの中にも入れる。
結構な料金を取られるのかと思ったが、20円だった。
ええっ、安。
どんな料金設定をしてるんだ。
大仏さまの中に入れると知らなかったし、入れると分かってもなんとしても入りたいと思いが湧いた訳でもなく、幾らなんだろうと金額確認するだけのつもりが、そんなで入らせて貰えるなら入ろう入ろう。
大仏さまの胎内は外皮より更に混沌とした色が混ざり合っていた。
鋳造方法の説明板と背中に開いた換気用の窓が変な感じ。
でも、訪れたら入るべし。