キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

娘の処女作のハロウィンかぼちゃ

2011-11-01 18:30:50 | アメリカ中学校事情

今年のハロフィン

娘の処女作です。 初めてにしてはナカナカの仕上がり!

 

娘はクレオパトラに変装し、友達とtrick or treatingに出かけました。

息子は、家で宿題です。そしてチャイムを鳴らして家に訪ねてくる子どもたちにお菓子を配る役です。

役目のない私たちは、バナナに変装したシェークスピアを連れて、散歩です。

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ミスティーンアメリカ・謎解きバースディーパーティー

2011-10-23 16:25:47 | アメリカ中学校事情

娘が昨日招待されたバースディーパーティー

招待客が一人ずつ殺人事件の登場人物になるそうで、最後に皆でミステリーを解くという設定らしいです。

参加者それぞれに、ミス○○、州代表のミスアメリカとしての役があてがわれていて、娘は、ミス・カリフォルニアでした。 

いろいろ面白いバースディーパーティーがあるんですね!

http://www.nightofmystery.com/shop/category/mysteries/female/view/Killing-for-the-Crown-p16/

過去にも、リゾートお泊りパーティー、映画館でのパーティー、古い学校を使ってのパーティー、ペット持込パーティー、いろいろありましたが、今回はミステリー好きの娘にぴったりでした。

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デューク大学主催のタレント認定プログラム

2011-10-21 06:32:57 | アメリカ中学校事情

 

昨日は、地元の学区で開催されたデューク大学主催のタレント認定プログラム(Duke University Talent Identification Program 7th Grade Talent Search)のオリエンテーションに参加。

これは、今年の春の州の標準試験で国語もしくは算数の1科目でも95パーセンタイルだと招待がくるらしい。この枠だとかなりの生徒が対象になるらしく、私たちの学区では1500人ほどの7年生に毎年招待状が届き、実際にお金を払ってテストを受けるのはそのうちの20パーセント、300人前後。試験の結果、州レベルで優秀だと認定されるのは、試験者の3分の1程度で、最優秀と認定されるのは、毎年5人前後。デューク大学まで表彰状をもらいにいくこともできるらしい。

娘は現在7年生で、日本で言うと中学1年生。その生徒たちがSAT、ACTなどの高校生が受験する大学入試のための試験を受けるらしい。早くから大学入試のための準備にとりかかるというメリットはあるだろうが、そこまで必要?という気持ちも残る。

娘はこれまで幾つかのギフテッドプログラムに参加してきたが、家庭では殆ど何もしていない。塾や公文にも通っていない。バンドプログラムや生徒会活動に参加する以外は、極めて標準的なアメリカ学校生活を送っている。唯一力を入れたといえば、この夏のロビンソンカリキュラムを使ったホームスクーリングだけ。

ただ娘の中に、学区の特別高校プログラムAcademy of Science and Technologyに入りたいという強い意思があるので、タレント認定プログラムに参加させたほうがいいのかなと迷う。本が大好きな娘は文系に行くかと思ったが、実は大のサイエンス好き。「海洋生物学者」「獣医」となりたい職業はサイエンス系。このAcademy of Science and Technologyは、息子が応募したが、残念ながら不合格。娘も入れるかどうかわからないが、本人の興味を高め、育ててくれる高校に入ってもらえたらと思う。 

この認定プログラムに参加するには、SATまたはACTの試験のどちらかを選ばなければならない。学校側の説明によると

  1. SATはやさしい問題から難しい問題と進むが、ACTはランダム。
  2. SATは、答えを間違えると減点されるが、ACTはそうではない。
  3. SATは、エッセイ〔小論文)がついてくるが、ACTはオプションで選ぶことができる。
  4. ACTは科学の問題が含まれているが、詳しい知識が必要なのではなく、むしろ読解力で答えることができる。SATには科学はない。
  5. どちらも3-4時間のテスト。
  6. SATには三角法が含まれていないが、ACTは三角法あり。
  7. SATはロジックで答える問題が多く、ACTは知識やスキルが中心。

娘の性格を考えると、どちらがいいのかなと考え込む。

試験対策として、ヒューストン大学で三日間にわたって行われる試験対策ゼミ〔225ドル)への参加のちらしをもらう。またSATの語彙の単語カード、模擬試験などもインターネットで買えるらしい。

はぁ。。。ため息つきますね。カルチャーショックです。

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オメデタイ日の訪れ

2011-09-07 18:22:55 | アメリカ中学校事情

 

今朝、学校に行く準備をしている娘に、思いがけない出来事。

初潮の訪れです。

当の本人は、ショックで学校に行かないと言い出し・・・・(わがまま?)どうにかなだめ、車で学校まで送りました。

女性になったお祝いに、日本ならお赤飯を炊いて一緒に喜んであげることでしょう。でも赤いゴハンをなぜ食べるの?と赤飯を食べたことにない娘はイヤそうです。日本では、おめでたい時に食べるんだよ~と説明しましたが、もち米も知らない娘はあまりぴんとこないようです。

私からのささやかなお祝いをしてあげたいと思い、モールに出かけ、娘のお気に入りのお店、Aeropostaleでブレスレットを買いました。

重ねて使うブレスレットらしいですが、アメリカでは学校に身につけていっても、文句は言われないそう・・・

娘いわく「こういうビンテージなアクセサリーが好きなんだ~」だそうです。

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新学期3日目報告

2011-08-24 15:35:33 | アメリカ中学校事情

新学期3日目。

7年生の娘は、ここ3日間、8年生の上級生から言い寄られて、携帯番号の紙を渡され、嫌がって悩んでいる様子です。娘いわく、外見がぜんぜん格好良くなく、おたくっぽい子らしいですが、「一緒に帰ろう」って放課後いつも近寄ってくるらしくって、娘は湯気を立てて怒っていました。冷たくしても、全然分かってくれないそうです。どうしたらいいんでしょうね。

でも授業も面白いみたいだし、友達と一緒にランチを食べているみたいで安心。算数の授業、8年生のクラスに入れてもらってAlgebraをとっているのですが、「今日は私が一番最初に問題解いたんだよ」って嬉しそうでした。上級生から生意気って思われるんじゃないかと親の方ははらはら心配ですが、本人はやる気まんまんみたいです。

高校1年の息子は、日本語を受講し、「こんにちは」と言ってお辞儀することや、「ボクの名前は。。。。」とフルネームを言うことを教わったそうです。宿題は、カタカナで自分の名前を10回書くことでした。このクラスは10人ほどしか受講していないそうなので、丁寧に教えてもらえそうです。

マーチングバンドの放課後の練習は週3回。お腹が空くので、グラノラバーをおやつに持たせます。今週金曜日はフットボールの対抗試合で夜バンド演奏をするそうです。

この部活は結構費用がかかり、初年度に250ドル払い、それからTシャツや靴、バック類なども購入。そうそう3月に計画されているフロリダへの演奏旅行(しかも4つのテーマパークを回る)には850ドル払わなければいけないそうです。日本の修学旅行みたいなものですね。払えない家庭のために

・学校と提携している音楽店でバイトする。

・コンサートホールで飲み物を売る。

というバイトで親がお金を稼ぎ、費用にあてることができるという方法が紹介されていました。日本人の感覚では考えられないです。

 

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Back to Schoolセール

2011-08-06 14:54:23 | アメリカ中学校事情
8月22日より新学期。

娘は中学7年生(中学1年)、息子は9年生(高校1年)になります。

学校に行くことを考えると気が重たい様子ですが、今日は新学期のための洋服を買いにショッピング。

娘の要望で、Hollisterに行ってみます。このお店は日本でも大流行のアバクロの系列のお店ですが、セクシーさを売り物にしているアバクロより好感が持てます。西海岸のサーファーをイメージしているようなお店の雰囲気です。

息子にはポロシャツ、娘にはTシャツとパーカーを購入。




もう一軒、Aeropostaleにもよって、娘にTシャツ2枚を選ばせました。ティーンに人気のあるお店としてもう一軒American Eagleがあります。

チェック柄のシャツ、見ていて私も欲しくなってしまいました。今度一人で買い物に行った時にこっそり買おう。。。
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明日から州の学力標準テストが始まる

2011-04-03 20:45:56 | アメリカ中学校事情

明日から子どもたちの通う小学校と中学校で、州の学力標準テストが始まる。

これは、年に1-2回行われるテストで、生徒指導に用いられるだけでなく、各学校や学区のアカウンタビリティを証明するものとして、データーは厳密に取り扱われる。

前にもブログで数回書いたが、学校にとっては、州の合格基準に達した生徒数の割合は非常に気になることで、それにより学校への評価が分かれてくる。そして点数の良い学校は「優秀校」としてのお墨付きをもらうこともできるし、何よりもその結果は公のデーターとして誰でも閲覧できることになっている。

たとえば引越しを何度も重ねる私たちにとっても、子どもにとっての良い教育環境を選ぶツールとして、その地区の州の学力標準テスト結果を参考にする。一般的にいえば、治安が良く金のある学区〔ミドルクラス、アッパークラスの人が住む地域)=学力標準テストの結果も優れている、というのがアメリカの図式。それを崩すために、チャータースクールなどが設けられているわけだが、親の社会的地位や教育レベルが子どもの点数につながりやすいというのが、アメリカで格差社会が改善されない原因なのかもしれない。

息子の中学の校長先生から、金曜日にEmailと電話メッセージで、「月曜日から標準テストが始まりますので、日曜日にはよく睡眠をとり、栄養のある食べ物をたっぷり食べさせて備えてください」という連絡があった。娘の学校からは、日曜日の夜に、Emailと電話メッセージで、「月曜日から金曜日までは標準テストがありますので、学校は立ち入り禁止となります。また学校のTシャツを着てくるように促してください」ということだった。

そういえば数年前、標準テストの日と知らずにある学校を訪問した時、立ち入り禁止の標識が学校の玄関に立ち並んでいたことを思い出す。ちょっとしたことでも子どもたちの気がそれて、12分に力を発揮できなければ、学校の評価が下がってしまって大変なことになるのだろう。

おそろいのTシャツは試験を受ける際に、士気を高めるために着るらしい。試験前におやつを食べさせたり、シュプレヒコールがあったり等、各学校でいろいろな苦労や工夫がみられる。特にキンダーガーデン(小学校1年の前の学年)でそのような試験を受けさせる地区では、回答欄を鉛筆で黒く塗る練習をさせるそうだ。

いろいろ論争のあるアメリカの標準試験。

 

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中学のスピーチクラスで「料理の鉄人」のまねごとをする

2011-03-02 20:27:42 | アメリカ中学校事情

なかなかユニークな発想で溢れたアメリカの教育現場。

息子の受講している「コミュニケーション」クラス〔高校の単位に換算されるらしい)では、一人1品メニューを決め、皆の前で作り方をプレゼンするのが課題。

テレビの料理番組を見ていても分かるように、皆の前で作り方をデモンストレーションしながら、分かりやすいように説明するのは、テンポや歯切れのよさ、ユーモアなど、相当のテクニックが要る。

息子が選んだのは、我が家の定番、クレープ。

前日に息子と一緒にクレープ30枚焼き上げ、中にはさむフルーツソースを2種類作る。オレンジを6個絞り皮をそいで細い千切りをし、砂糖で煮るオレンジソース。ストロベリー&砂糖&レモン汁をVitamix 5200で混ぜて仕上げるストロベリーソース。

当日の朝は、それぞれに材料をタッパに詰め、フライパン、フライ返し、ボール、泡だて器、軽量カップ、へら、ペーパー皿、プラスチックフォークを30人分持たせる。さらにスプレー式のホイップクリームも2缶。

メニュー決め、ショッピング、調理、材料や器具の準備、学校への送り届け、などを入れると私のプロジェクトかと思うくらい時間がとられてしまったが、息子は先生から「95点もらった」と嬉しそうな顔で帰宅する。 

共働きの人にはストレスになりそうな子どもの宿題。でも、なかなかユニークで楽しい。

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2、3年で大学卒業可能なアメリカの教育システム

2011-02-21 22:04:36 | アメリカ中学校事情

引越しした新しい学校で、息子は、主要4教科(英語、数学、理科、社会)は、Pre AP クラスを取らせることにした。

これは、普通のクラスよりもさらにレベルの高いクラスで、高校に入ってからどんどん大学の単位に換算できるようなAP クラスを取得していくための準備クラスらしい。

それぞれの宿題も多く、引越ししたばかりの慣れない最初の数週間は、夜の10時ごろまで宿題に追われ、朝の6時に目覚ましをかけ、小テストの準備をするという具合だった。

全ての教科をPreAPクラスに決めたのは

  • 以前のワシントン州の学区が大学町ということで相対的なレベルが高かったこと。特に数学はほとんど全員が1学年上のレベルのクラスを受講。 
  • その学区で、息子は自閉症にもめげず、ストレートAを取り続け、息子もそれが励みになっている。
  • Pre APクラスは、A=5, B=4、C=3, D=2, F=0と換算するらしく、これだとGPAが4.0以上になるため、Bをとっても4になるのが嬉しい。

こういう風にPreAPをとり、高校でAPクラスをとるようになると、それらは大学の単位に換算されるらしい(いろいろと細やかな制約があるらしいが)。知人の息子さんは高校卒業後、シカゴ大学の3年生に編入。どんどん値上がりするアメリカの大学の授業料を考えると、親はどんなに助かるかと思う。

確かに、息子のPreAPクラスの課題レポートを見ても、かなりハイレベルの思考や問題解決能力を求めるものが多い。私の学生たち(いやその前に私自身)でも答えるのに、四苦八苦しそうだ。そう考えると、中高校の復習のような大学の授業を受けるのは、ある意味では時間の無駄で、早く専門課程に入り勉強できるのは合理的なシステムだと思う。

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今、話題の本「Battle Hymn of the Tiger Mother」

2011-02-05 11:25:24 | アメリカ中学校事情
中国系アメリカ人Amy Chuaの書いた「Battle Hymn of the Tiger Mother」という本が、ネット上で話題になっている。最近頻繁に、米国在住の日本人ブロガーの人たちがその内容について紹介しているので、私はここでは詳しいことは触れないが、いわゆる中国版スパルタ風子育てについて詳しくその内容を紹介しているらしい。読者の方からは、児童虐待だと反論を受け、殺しの脅迫まで届いているとか。http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2783228/6721577

同じアジア人として、しかも教育者&子育て真っ最中の身として他人事に思えないので、機会があったらゆっくり読んでみようと思う。筆者のChua氏はハーバード大卒で現在はイェール大学法学部の教授。そのご主人も大学教授。二人の子どもたちは成績優秀だけでなく、長女はカーネギーホールでリサイタルをしたピアニストで、次女はバイオリニストらしい。

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先日、私が教えている授業の中で、この本を材料に、中国とアメリカの子育ての違いを自分の体験も含めながらまとめてレポートを書いた学生がいたので紹介してみたい。

彼女の息子〔白人)はシアトル郊外のいわゆる優秀な子どもばかり集めた学校に通っているらしい。948人受験した中、40人のみが入学を許可され、そのうち75%はアジア人だったらしい。その地域の人種別人口の詳しい情報は分からないが、75%というのは非常に高い割合。そして10%が白人とのこと。しかも上級の数学のクラスの90%が中国人とか。

彼女の見たアメリカに住むエリートアジア人の子どもの印象は、音楽の天才、ストレートA、競争心が強く、スポーツをほとんどしない、するとすれば、テニスだけ。親といえば、社交性や慈善精神に欠け、白人を馬鹿だと思い、車の運転が下手ということらしい。ステレオタイプ的なものが多いと思うが、自分の子どものことばかりにかまけてバランスの欠けた人種だと思われているのではないかと危機感を持つ。

またこの内容については、別の機会に感想を述べてみたいが、アメリカだけでなく「ゆとり教育」の日本でも論議を呼びそうな話題である。

最後に、Youtubeで中国人のスパルタ母親をパロディ化したクリップが紹介されているので、リンクを残しておく。

http://www.youtube.com/watch?v=PKnloiM-0Ns




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英才児教育プログラム始まる

2010-11-12 06:11:50 | アメリカ中学校事情
娘のGifted Programのクラスが11月より始まった。本当なら8月から始まったところだが、先生が7月に出産したばかりだったので、産休と共にプログラムもお休みだったらしい。

この学区の場合は、週に1度、放課後3時から5時まで、対象の子どもたちがそのクラスに集まって特別授業を受ける。

Gifted Programにもいろいろ種類があるらしく(また今度詳しいことをブログに書く予定)だが、この学区では子どもの社会性や感情の発達を考えて、普通授業の妨げにならないように、課外授業として位置づけされているらしい。

選抜条件も、ワシントン州の殆どの学区は、知能テストや標準テストが95%タイル以上という規定されているらしいが、この学区は98%タイル。しかも算数と国語の両方かつ知能テストの成績が98%タイルないと条件に満たない。

先生の話によると、この学区は大学町ということで非常に生徒全体の学力レベルが高いので、もし95%とをボーダーラインすると、半分近くの生徒がGifted Programの対象になる可能性があるとか。

最初の授業では、民主党と共和党に分かれて、ディベイトしたらしい。しかも自分の応援する党派と反対の立場に立って、主張しなければならなかったらしい。Perspective Taking(ものごと違った側面から理解する能力)の訓練と考えてもいいのかもしれない。

今度引越しした地域では、どんなGifted Programが用意されているのだろうか。


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性教育の宿題で、赤ちゃん人形の世話をする

2010-10-24 21:35:47 | アメリカ中学校事情

金曜日、息子は赤ちゃん人形持参で帰宅。

性教育の宿題で、一晩赤ちゃんの世話をしなければならないらしい。

機械が赤ちゃんの中にセットしてあるらしく、不定期的に泣く赤ちゃんを

1.ミルクを哺乳瓶で飲ませる。
2.げっぷをさせる。
3.おむつを替える

という方法で泣き止ませるのが課題。

なかなかうまくなだめられない場合は、悪い点数がつくらしく、息子は必死になって赤ちゃんを自分の傍に起き、世話に明け暮れる。

夜中には、約2時間起きに目を覚まし泣き叫ぶ赤ちゃんの世話をするために、あらかじめ自分の部屋の電気をつけっぱなしで寝た息子。横の部屋で寝ていた娘も私も、一緒に起こされ、久しぶりに新生児の世話はなんて疲れるのだろうと実感。

確かに、赤ちゃんの世話を経験することで、性体験がどういうことなのかを中学生によく理解してもらうという目的は果たせると思うが、息子はそういう余裕さえなく、赤ちゃんを泣かせ過ぎる=成績F(不可)となってしまうのではないかということばかりが気になったらしい。

その1週間前は、性教育の宿題で、AIDSについてリサーチし、その結果をパワーポイントで発表したばかりの息子。そういう進んだ性教育の結果が、いったいどういう結果を生み出すのだろうか。

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娘の創作ーエジプト人のお話

2010-10-13 22:36:00 | アメリカ中学校事情

娘が宿題で創作したお話です。なかなかの想像力だと思いませんか???



My life as an Egyptian

By  Anonymous  5th

My name is Halima. My job is to serve the Pharaoh. I polish his belongings, clean his room and do whatever else that needs to be done. Sometimes I get the privilege to talk to the Pharaoh himself. It pays well and helps me take care of my family.

I live in a small house along the Nile River, along with my parents and brother. I enjoy sitting by the river and listening to my music, being careful to avoid the crocodiles and other creatures as my feet rest in the cool water. The sound of the rhythmic melodies and the river splashing against the rocks makes me want to fall into a deep sleep on the sandy ground. Sometimes after an hour of peace I come inside and my Mom has a delicious meal ready for me. My favorite is this foreign noodle dish she makes sometimes. It is hot, spicy and I can choose my own topping.

I also enjoy reading books. Books fill your mind with thoughts and wonders. They make you curious as to what you would have done in the characters place. When I am in a bad mood I lie down open a book and immediately I feel calmed, as if  someone had walked up to me and  took my troubles away. My favorite book is Fading echoes, a book in my favorite series, warriors. I am not sure what my favorite movie is but I like to watch movies made from books. Sometimes though, they aren’t very accurate to the story.

I love my family very much. My dad is a really great reader and I love to listen to him tell stories. My brother is kind of shy but he is really nice to me.... most of the time. My mom takes care of me and I love her very much. Family is a wonderful thing I couldn’t live without.

That is my life as an Egyptian. I wouldn’t have it any other way.

 

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11歳の娘、ガールズナイトに出かける!

2010-10-02 18:09:44 | アメリカ中学校事情

11歳の娘は、昨晩、教会のユースグループの中学生たちの集まり、ガールズナイトに出掛けました。

教会のユースパスター(中高校生の子どもたちの牧師)の家が会場で、10人くらいの地元の中学の女の子たちが集まり、ピザを食べ、映画を見て(Letters to Juliet)、その後はメイクの講習会だったそうです。

娘も家からマネキュアセツトを持っていったんですが、皆メイクアップアーティストの人に薄化粧をしてもらって、そのあと新製品の紹介があり、マネキュア塗って楽しんだそう~。

帰るなり、今から肌を手入れしないと、将来手遅れになると、乳液を買って欲しいとのおねだりでした。日本ではなかなか考えられないですねぇ。

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陸上長距離大会とシェークスピア

2010-10-02 17:52:03 | アメリカ中学校事情

今日も地域の中学の合同陸上長距離大会でした。



公園が会場です。日本ではあまり考えられないですねぇ。公園だけあって、応援に来ている人たちも、ピクニックランチ持参のようでした。

息子の学年(8年生)の男子生徒の殆どが、バレー部にも所属しているらしく、今日はバレーの試合で来れないという子が多かったので、8年生の男子は息子ともう一人だけだったので、朝からプレッシャーだったみたいです。

中学(7年生と8年生)の男子の部では80人走り、1.5マイルのレースです。高校になると3マイル、大学では6マイルとだんだん距離が伸びるそうです。

息子の結果は、14位でした。今日参加した息子の中学の中では一位だったので、親としてはとても嬉しい気持ちでした。

自閉症で生まれつき音に非常な敏感な息子が、ピストルの音で皆と一緒にスタートできた姿を見ただけで、親の私はもう最初からうるうる状態でした。最後のゴールで一生懸命苦しそうな姿で走り通した姿を目にした時は、非常に感動を覚えました。

今日のレースで、一番幸せだったのが、シェークスピアです。同じ中学の女子生徒たちに非常にかわいがってもらえて、ハーレム気分でした。耳や体をなぜてもらって、のほほんとしていました。



知らぬまに、シェークスピアは陸上部のマスコットになってしまいました。皆の勧めで、今度のレースではシェークスピアもブルーのシャツを着て、応援です。

女の子たちにたくさん可愛がられているシェークスピアの姿を見て、息子もデレデレ状態でした。

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