キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

家事と仕事と子育てがまた始まる

2008-07-24 13:21:03 | 里帰り

1ヵ月半留守にすると、ツケも大きい。我が家へ帰り、キキの死を悲しみながら、家事に励む。

  • 洗濯機と乾燥機を延々と丸一日回し続ける。海辺で着た服やズックは、海岸の砂だらけ。
  • 山のように積もった郵便物の整理。いくつかの医療機関から間違った請求書が来たので、電話をかけなければならないのが億劫。
  • 山のようにたまったレシートの整理。家計簿につけていく。お金の管理は私の仕事。
  • お土産に買ってきた日本食の整理。戸棚にうまく収納できるように、プラスチックの容器をいくつか買ってくる。
  • Eメールの返事書き。
  • 家のそうじ。
  • 庭の植物に水をやる。

これらを一人でゆっくりできればこしたことはないが、まだ夏休み中のコドモたちの相手をしながら進めるのは時間がかかる。

そして、休暇でずっとおろそかにしていた仕事をこなさなければならない。今週は、来学期オンラインで教える授業のコース内容の資料の修正加筆の締め切りがあり、しかもアドバイザが修正して送ってくれた投稿予定の論文の修正加筆をしなければならないので、忙しい。

こんなに長く休暇をとってきた分、がんばろうっと!

 

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里帰りの難しさ

2008-07-24 13:04:19 | 里帰り

里帰りの折には、親しい友人、お世話になった方々、親戚の人たちと会う。

毎回帰る度に思うが、子ども連れの旅行では人と会う時間を創りだすのが難しい。父母や妹家族などに随分助けてもらいつつ、本当に会いたい人だけに焦点を絞り、ランチやお茶など共にさせていただく。

仕事やプライベートの話などになると、子連れでは殆ど不可能。他の海外在住者はどのようにやりくりしているのだろう?

ところで実家に帰っても、あわただしい気がするのは、家族の皆と会話しながら、かつ日本語があまりわからないわが子たちと、英語があまりわからない両親のために、日本語から英語に、英語から日本語へ同時通訳し続けているからなのかもしれない。頭の中は国際会議場のように騒々しく、アンテナをあちこちに伸ばしながら、コミュニケーションの手助けをする。同時通訳者のように流暢に日本語や英語が出てこないので、こちらも適当に処理することも多い。

そういうストレスを考えると、やはりわが子どもたちがしっかり日本語をしゃべれるのが理想だ。しかし自閉症で幼児期に言葉を話すかどうかから心配した私たちにとっては、子どもをバイリンガルに育てるのは非常にエネルギーがいる。そこまで必要かと考えてしまう。自閉症ではない娘だけ日本語を教えようと思ったこともあったが、それもうまくいかなかった。家族皆が協力しあわないと続かないバイリンガル教育である。

いつの日がのんびり里帰りできる日がくるのだろうか。もしかして、私のあれもやりたいこれもやりたい、という欲張りな性格が変わらない限り、どたばた里帰りは延々と続くのかもしれない。

 

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アメリカ流休暇の過ごし方

2008-07-24 02:49:15 | アメリカ便り

先週1週間、オレゴン州南部のリゾートの海辺の町で過ごす。

定年退職生活15年以上になるオットのおかあさんとその連れ合いは、毎夏このリゾート地で3ヶ月、RVで生活するのが習慣。今年は、子どもたち、孫たちも誘い、しかもそれぞれの友人や近所の人まで集まったので40人くらいが参加。

オットのおかあさんは、クリスマスプレゼントということで、毎晩手作り料理を皆に振舞う。たとえば

  • ハワイ料理(ハワイアンライス、ハワイアンチキン、ハワイアンサラダ)
  • シーフードチャウダーが入ったブレッドボール
  • ハンバーガー
  • 豚肉を甘辛く煮込んだものを入れたサンドイッチ、ポテトサラダ、マカロニサラダ
  • チリ(肉と豆を煮込む)
  • スパゲティミートソースとガーリックブレッド

食事の前には、チーズやさまざまなディップにクラッカーとワイン、といったオードブル。食後は、パイやケーキ。そしてキャンプにつきものの、マシュマロをローストしたものをグラハムクラッカーの間にはさみ、その中に板チョコをいれたスモア。

家の外壁のペンキ塗りで10ポンドやせたオットは、このおかあさんの手作り料理で10ポンド太ってしまう。日本から里帰りしたばかりの私は、高カロリーの食事に再びカルチャーショック!

たとえば、フレッシュな野菜はまずあまり食べない。サラダという名前がついているポテトサラダやマカロニサラダも、茹でたじゃがいもやマカロニをマヨネーズであえたもので、殆ど野菜は入っておらず、主食に近い。

しかし、たくさんの人たちに食事をふるまう義理母の姿に感激してしまう。てきぱきと動ける人なので、回りの人たちの力をあまり借りず、殆ど一人でそつなくこなしていく。以前、リゾート地を経営していた経験も生かされているのかもしれない。

昼間は、海岸を散歩したり、近くまでサイクリングに出かけたり、ビーチバレーボールをしながらビールを飲んだりと気ままな過ごし方。夜はキャンプファイアを焚いて、皆でおしゃべりする。

徹底的にリラックスするのが苦手な日本人の私も、1週間インターネットなしの生活をし、のんびりすごすコツを覚えたような気もする。

コメント (2)
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