キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

息子の毎月1000ドルの貯金

2018-06-22 16:38:09 | 自閉症アメリカ教育事情

自閉症をもつ息子が、インターンシップを始めて半年近くになる。

いろいろ失敗やパニックもあったが、金銭感覚は見についたようだ。

毎月、お給料の中から、1000ドルを貯金させている。これは、お給料(天引き前)の約三分の一。住居費が750ドル程なので、残りが食費、交通費、交際費、ミニ旅行、あとは好きなコンピューター関係のものを時々購入しているらしい。医療費や携帯料金は、私たちが負担。洋服は全く買わないようだ。月一回の散髪のみ。

始めてこれだけ貯金できたということは、息子の自信になったかと思う。

半ば強制的に私のところにお給料日に送金させているが、そのことで無駄遣いできないという制約が良き方向に働いているのかもしれない。

食料品の買い物は、安売りをうまく利用しているようだ。できるだけ自炊をし、お昼も外食せずに、自転車でアパートに帰って軽く済ます。私とは違って、おやつなどは、殆ど買わないらしい(昔から間食のしない子どもだった)。時々、職場の仲間たちの飲み会に行ったり、一人で飲みに行ったりもするようだが、お金がかかる大都会ではないので、支出は抑えられる。

自立に向けて少しずつ指導してきたことが、役に立っているのは親として嬉しい。

 

 

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「小保方晴子日記」の感想の続き

2018-06-22 11:16:03 | 映画・本・テレビなどを語る

「小保方晴子日記」の感想の続き

これはあくまで、不正の真実抜きにした第三者としての読後感である。

・マスコミからこれだけのバッシングがあったというのは、彼女がまだ若く女性の研究者、いわば日本社会の中ではoutlier的な存在であったからだと感じる。もし男性で中年の研究者に起こった事件であるならば、話題性をキープするのが難しかっただろう。ニュース記事の中で、顔写真が異様に多いような印象を受ける。また瀬戸内寂聴氏との対談でも述べていたが、男性の嫉妬の恐ろしさが文面ににじみ出ている。男女平等に関しては、国際社会で韓国の次に遅れをとっている日本は、彼女のような若く才能のある女性研究者は生きにくい社会のように思われる。

・地獄のような毎日の中で、研究に対する情熱を存続するために、ホームページを立ち上げることを始めたが、サイバー攻撃にあい、続けることが困難だったようである。日本だけでなく、他の先進諸国でもそうであると思うが、人に危害を及ぼす目的ではない情報発信は認められるべきであると思う。もし人を叩くことで優越感を覚える人がいるなら、そのエネルギーをもっと建設的なことに使って欲しいと思う。

 

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