ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

心の闇ではなく社会の闇

2006-02-20 17:51:30 | つれづれ日記

滋賀の2幼稚園児殺人事件についての報道は

概ね「中国人である鄭永善容疑者が日本の社会に馴染めずに

不安を募らせていった」事が引き金になったと言っています。

「友達がいない」とか「友達になって」と頼まれた母親もいるようですし。

「娘が苛められているかもしれない」という妄想は、実は自分に向けた

不安であったという事も言われています。

 

お昼のワイドショーでは、なかにし礼さんが、

もっと回りの人がほんの少し優しくしていたら防げた事件だ」と

語っています。

音羽の殺人事件と重なる」とも・・・・・

なんて言うか・・・・ちょっと容疑者に同情的な報道が多いような気がするんです。

 

なかにし氏の言うように、回りの人がもっと関わっていたら

あるいは防げたかもしれませんけれど、彼女には数年前に

姑を殺そうとした事もあり、気質的に被害妄想的で精神病の既往が

あったのだと思います

それも「適応障害」とか「うつ病」なんて生易しいものではなく、

もっと遺伝的な病・・・・・

(統合失調症とも言われていますよね)

 

私がまず感じたことは、

この人が日本人と結婚するに至った経緯は何だろうか」という事でした。

最近、特に田舎の方で多いのですが、

日本人の男性が、仲介業者を介して中国人の女性と結婚するケースが

出てきています

(東北のある村では一つの村がみーんな中国人妻だったとか)

それも本人(男性)が積極的に嫁探しをするというよりも

その母親が「息子が不憫でしょうがない。従順で働き者で文句を言わずに

自分達と息子の面倒を見てくれる人が欲しい」という事で

業者に何百万か払って女性を斡旋してもらうのです。

 

私の友達のお兄さんも、そのようにして結婚した経緯がありましたが

結局うまくいかずに離婚

数百万を中国人女性に払って別れた・・・という事でした。

 

中国の(多分貧しい方でしょう)村では、このようにして

家族を養う為に日本人の男性と結婚する人も少なくないのです。

結婚が決まれば結納金として100万ものお金が実家に入りますし

来日すれば、月々の仕送りも出来るというわけです。

まあ、いわゆる双方利害関係の一致で結婚するわけですね。

 

お昼のワイドショーで、殺されかかった母親は

実はあの嫁は仲介業者を通して結婚したので夫婦愛はない」と

語っていたそうです

業者から斡旋されて写真と(多分あまり信憑性のない)釣書きのみで

デートする事もなく結婚しますので、結婚後のトラブルが多いんですね。

 

つまりそういう形態の結婚ですから、最初に接する夫の親からの

仕打ちや、付近に住む親族の目が冷たく突き刺さったのではないかと

(もっとも夫の財産を食いつくそうとする女性もいますけど)

無論、幼稚園に通う子供の親達はそんな事知らないし、

知ったとしても「だから何?」くらいの意識だとは思うのですが。

 

でも「理不尽」という意識は怒りを呼び起こし被害妄想を生み出します。

神経内科に入院しても結局病状悪化させてしまった原因は、

彼女の本当に身近にいた夫が根本的に理解してやれなかったから

だと思います

一度中国へ帰るか」と夫だか親族だかに問われて

帰りたいけど帰れない」というような事を言っていたらしいですし・・・

そこには「契約」のようなものが存在していたのではないかと思うんです。

 

また、数年前、同居していた姑の首を絞めて殺そうとした事も

引き止める親族の手を振り切ってなおも殺そうとしたらしいです

なぜこの時にきちんと警察に届けなかったのか・・・・

これは妻を庇ったというよりも「世間体」をおもんばかったためでは

ないでしょうか。

テレビで見る限り、鄭容疑者の夫はそれなりに収入のある人のように

見えますので、一度くらいちゃんと故郷に返してあげてもよかったのでは?

 

また、鄭容疑者のような気質というのは、一朝一夕に形成されるものでは

ないですよね・・・多分・・・・

幼い頃の生活風景とか家族形態とか・・・よく調べる必要があります。

 

この事件は「音羽」の事件とは違うと思います

小学校受験と階級意識の高い場所等における、閉塞した人間関係が

原因というより、

日本と中国に横たわる社会の闇」ではないかと思うんです

 

このような仲介を通しての結婚が全部うまくいかないわけでは

ないと思います。

どのような経緯で結婚したとしても、結果的にお互いが自立した

「愛情」をもてるような関係を築けるのが理想だと思います。

 

この事件を受けて鄭容疑者の夫がどのような行動を取るのか、

心を深く病んでいる妻に寄り添い、償っていくのか、それとも

あっさり離婚してしまうのか・・・・・

(最悪娘を中国に・・なんて考えて欲しくないですけど)

どちらにせよ、茨の道ですね。

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お題バトン

2006-02-20 08:46:04 | つれづれ日記

スナッチャー様からバトンが回ってきました

今回は「お題バトン」で私に与えられたお題は「ヨン様

ではではいきまーーーす

 

Q1 本棚やPCに入っているヨン様は?

えーーっと。そうですねーー

まずDVDは商品として買った

冬のソナタ」及び関連DVD2つ

ホテリアー」に「愛の群像」に「スキャンダル」と「四月の雪」

ヨン様は作品数が少ないので、他のも全部録画して持ってます。

それから韓流系雑誌にあの分厚い写真集まで・・・・・

 

Q2 今、妄想しているヨン様は?

輪舞曲」に出てくれないかなーーっと

 

Q3 最初に出会った「ヨン様」は?

最初はやっぱり「冬のソナタ」です。

しかもBSで放送されていた時に

お友達から「宝塚より面白いから見てごらん」って勧められたのに

興味をもてなくて見ませんでした。

吹替えっていうのが・・・嫌だったのねーー

でもちょっと自分のHPでも話題になってて、どなたかが地上波でも

放送になるというので、「それなら見てみようか」と思いました

1話と2話は「うっそー今時こんなお話って・・」と思ったけど

3話目の初雪のミニョンさんにドキュン

ちょうど初来日と重なっていて、NHK「素顔のペ・ヨンジュン」を見て

すっかりとりこに・・・・

とうとう地上波の放送が待てずにDVDを買ってしまいましたっと

勿論、今はおととし放送されたノーカット字幕版で見ています。

 

Q4 特別な思い入れのある「ヨン様」は?

基本的には「冬のソナタ」ですが(それじゃああまりに一般的なので)

愛の群像」ですね。

この作品はヨン様が主役だからというだけでなく、登場人物一人一人に

個性があってストーリーがある・・・とてもいい作品なんです

特に熟年離婚を考えている50代以上のご夫婦には絶対に見て欲しい

一品

最後は泣いて泣いて・・・・3日間くらいラストシーンがフラッシュバックする

すごいお話なんですよーーー

 

宝塚大好きな私ではあるんですが、最近の宝塚はどうにも

「美しさ」「かっこよさ」「上品さ」「優しさ」に欠けているような気がするんです。

男尊女卑セリフは多々あるし、身勝手な男ばかり出てきたりねーー

「ベルばら」だって30年前に夢中になったものとは比較にならない程

ロマンチックさがなくなり、やたら「女のくせに」なんてセリフが乱舞する

へんてこなものに変わってます。

ラブシーンも少なくなっていますし、すぐに女性の方から誘うような

ものがあったり、「次の日の朝」みたいなやたら生生しいのも

あり・・いわゆる「うっとり」感にかけるっていうか。

そういう欲求不満を解消してくれたのがヨン様だったんです

ドラマや舞台を見ている時、相手役の娘役なり女優さんなりに

自分を投影して幸せになりたいタイプの私にとって、「冬のソナタ」の

ヨン様は見事に理想形でした

現実の男性がここまで理想化した人間を演じられるのか・・・って

本当にびっくりしましたもん

(この人ならきっと「はいからさんが通る」の伊集院少尉も難なく

演じきってしまうんだろうなって・・・・)

 

次回のドラマは韓国の英雄骨太のヨン様が見られますね。

いよいよ撮影開始だそうですから、楽しみに待ってます。

 

ところで・・・・バトンでしたねーー

ハトはは様ーーー「アニメ」でお願いします。

 

コメント (4)
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