平清盛6回目
ついに・・・視聴率が13・3%になってしまったそうで
このドラマ、わりと奥様方には好評のようです。
何でかなーーと思うと、ファンタジーの要素が一杯あるから?なのかもしれません。
ボケと突っ込みじゃないけど、画面に向かって「それはないやろーー」とか
言いながら見る事が出来るドラマなんだと思います
6回目が視聴率が悪いだろうなとは思ってました。
私も「海賊」シーンは面白くないから飛ばしたい気分でしたから。
何でって・・・それこそ全てがファンタジーなんだよねーーあのシーンは。
あんな大型の船にのこのこ小船で行っちゃう清盛と高階君。
宗の国は身分じゃなくて能力で人をはかるらしいから、そっちの国へ行きたいと
遊び半分で船をこいでたら捕まってしまった。
相手が兎丸でよかったよねーー 違う海賊だったら殺されていたかも。
兎丸の「俺は海賊の王になる」には参りました。あなたはルフィンか
ここで単純に「王」という名称を使っていますが、これと「王家」はほぼ同義。
そしてまた「王家の犬」連発でせっかく面白く見てたのにうんざりしちゃう。
そう、この大河、同じ台詞の繰り返しが多い。
「王家の犬」だの「民が」だのって毎回同じように反抗的な意味で用いられる。
そして松ケンのエクスかリバー風シーン
あれも見る人にとっては「すごくいいシーン」に見えるのかもしれないけど
古い私にとっては「アーサー王の真似はやめてね」と冷静に思ってしまいます。
最初は食い詰めた民と富をむさぼる公家との確執がうんたら・・・と偉そうな事を
言ってた兎丸。
でも、清盛が「お前さえあの時、現れてよけいな事を言わなかったら俺は
普通に父上の子でいられたのに」が発端となって
「なんだとーーお前は俺の父ちゃんの敵だ」と兎丸が言い出し、ファザコンの二人の
決闘シーンに成り下がってしまった
清盛のこういうちょっとした「逆恨み」シーンがやけに鼻につくとうか。
武士ってそんな小さな事でぐずぐず言わないもんだけどなーーって。
そしたらそこに叔父上達が一斉に助けに来てくれて
「血は繋がっていなくても俺は平氏だー」と大喜びで晴れ晴れ清盛君
ああそう・・・よかったね・・・・ってなもんです。
そっかーー清盛は視聴者と同じように「何の為に自分は平氏の子として育てられて
きたのかしら?」と思っていたわけね。
清盛の血筋を利用して朝廷に取り入る為?パパも叔父さん達も本当に僕の事を
可愛いからじゃなかったの?
と思っていたら決死の覚悟で助けられて『僕は愛されてる」と再確認
長い反抗期は終わりました。
今回の視聴率が悪かった理由鳥羽院が出てこなかったこともあるんじゃ?
なり子さんの「ややができました」にたいしてたま子の
「お勤めご苦労様でした」という台詞には笑いました。
たま子さん、その屈託のなさが最高です
とはいえ、視聴率上げの為に朝廷シーンに無駄な濡れ場は必要ありません。
今年の大河はファンタジー歴史ドラマと割り切ってみるしかないよね。
韓国史劇だと割り切れるのに、日本物だとそれがうまくいかない・・・・そこらへんが
低視聴率の原因なんだと思います。
来週のタイトルに爆笑。
「光らない君」
いやーー主役をちゃかしてどうするのっ