「理想の息子」・・・くだらない話ってわかってるけど、盛り上げ方がいいのと
息子の台詞にはまっています。
「母ちゃんの夢は俺の夢だ」きゃーーっ
平清盛5回目
今回と次回で海賊討伐。ここ、さっさと終わらないかなあ
なーんか海賊と戦うってピンとこないし、汚いシーンが多いし。
何でこうも、毎回お尻を出してる男たちが登場するのか・・・海賊シーンだとよけいに
そういうのが多いでしょう
史実がどうであれ、好きになれないなあ。
世の中が不景気になる → 盗賊が増える → 取り締まりする武士が台頭
まあ、確かにある意味、武士にとってはいい時代だろうけど
庶民の暮らしの貧しさVS王家の悩み ってまんま韓国史劇です。
今回の萌えシーン・・は、またも鳥羽院。
さすがに昨日は私も鳥羽院と一緒になってあっけにとられてしまいました
だって・・・たま子ちゃんたら「何で入内してきたのか?」と聞かれて
「悲しくて辛くて寝込んでしまったら鳥羽様が白河上皇の元へいかせてくれて
寵愛を受けました。あれって鳥羽様がはからってくれたことなんでしょう?
あなたが白河上皇の元へ行けと言ったから私は行っただけです」
ってきょとんとした顔で言うんですもん
あれもこれもみーーんな鳥羽院のせいかいっ その考え方が李王朝の妃だわ。
かの国のドラマを見ていると、犯罪を犯す女性のほとんどがこういうのね。
「私にここまでさせたのはあなたです」って・・・同じメンタリティなんでしょうか
鳥羽ちゃん、笑うしかないし。
崇徳の元に輿入れ予定のナリ子ちゃんに手を出してはみたものの、さすがに
罪悪感?ゆえに「崇徳のお妃になるのは諦めて」と言ったら逆に
「私があなたさまの全てを受け入れて差し上げる」と言われちゃう始末
鳥羽&ナリ子の最強タッグが誕生。
今回は、清盛に弟が誕生したこと、初陣を飾ることで
「清盛を平家の跡継ぎとして認めてしまうのか」という叔父さんの発言がありました。
この人は、清盛が生まれた時から疑問形連発で
「家盛達は可愛いけどお前は可愛く思えない。それが悲しい」とまで言う始末。
そんな事言われた清盛にしてみれば、どう対応していいかわかりませんよね?
彼が白河の御落胤だったとして、その子を忠盛の子として育てて跡継ぎにする
事に何のメリットがあるんだろうと思います。
皇族の血を引いているとはいえ、もう死んだ人だし正式に認知されたわけじゃないし。
一族が「何で?」と思うのに跡継ぎにするって・・・かなり無理があるのでは?
そもそも清盛が御落胤である事はある種の「想像」であって史実ではない。
「王家」という言葉にあれほど執拗に「史実」とこだわるわりには、最も大事な
出生に関する事項についてファンタジーなのはおかしいんじゃないかと
個人的には武家の場合、血筋よりも「名」だと思うので、メロドラマのように
毎週「お前は平氏の血を引いてない」って言われるのは心外ですが。
清盛の子供っぽい性格が好きになれるか否かの問題なのかなと。
いちいち悩んで八つ当たりして無茶やって・・・
それも弟への遠慮があるのかもしれないけど、立場も中途半端なら考え方も
中途半端で。いつになったら一人前になるんだ?って感じですね。
殿上を許された人の子としての育ちのよさが一つもなく、いつもぼろをまとって
感情的になってるのがどうにも気に入らないんですが
松ケンのイメージと違うし、この人、こういう役柄は似合わないのでは?
それと・・・阿部サダヲ。
キャラは面白くて好きだけど、あの真っ赤な直衣はなんだ
一応、平安末期なんだしもう少し「色あわせ」を考えて欲しいなあ。