ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

八重の桜・半沢直樹

2013-09-09 15:30:00 | ドラマ・ワイドショー

 テレビで宮崎駿の記者会見の様子を見ました。

長編は作らないけど出勤はする・・・というのは、後継者に悩んでいるのかしら?と。

普通なら吾郎さんでしたっけ?「ゲド戦記」の。彼に全てを譲る筈ではないかと

思うけど、そういうわけにもいかず お家騒動ぼっ発・・・なんて事にならなきゃいいけど。

今の70代は後継ぎに苦労するのね

服部家のように3代にわたってちゃんと継承できるってすごいなあ。宮川家も2代に

わたってちゃんと活躍してるしね。

でお、イタリアとフランスの記者さん、「私の国は好きですか?」なんて・・・どうしてそんな

おバカな質問をしたんでしょう

記者さん達は「引退」といっても「またか」くらいにか思ってないってこと?

ヴェネチア映画祭は残念でしたね。てっきり「引退ご祝儀」があるかと思ったんですが。

 

オリンピック招致のプレゼンでは、安倍総理をはじめとする「チームプレイ」が

非常に鮮やかで安定してたなと思うんです。さすがにアスリート達。

協調性があるというか、チームで戦う事は得意なんだなあと

それを政治の場で生かせないものでしょうか?

今回のような「一丸となって」というお手並みを政治の場でやってくれたら

国民だって両手を挙げて支持するものを。

7年の間に東北は本当の意味で復興出来るのでしょうか?オリンピックが

東北にとってプラスに働きますか?そこが一番問題ではないかと。

東京だけが浮き上がって大喜びして経済効果があると言っても意味がないんですよーー

 

 ところで・・・中国がわざと「日本は落選」の誤報を出した事は、朝の

ワイドショーでみましたが。

まさか・・・まさか・・・・あの朝日新聞までツイッターで「東京落選」と流して

いたとは 信じられない。それでもまだ朝日をとる?

これでも日本の新聞。

 

 八重の桜

ごめんねーー重箱の隅はつつきたくないんだけど。小さな事が気になって

しょうがないの。やっぱりついこの間まで戊辰戦争中で、いわゆる「江戸末期」だったのに

いきなり明治になったら、みんなして洋風に慣れきっているという点に違和感が

ありまくりなんですけどね

まず、キリスト教が解禁になったのはいいとして、ナレーションで「京都でのキリスト教への

偏見が」とあったんですね。

偏見って・・・・いうのは違うんじゃ そもそもが仏教で栄えた町なのだし。

バチカンに仏教を主体とする学校を作る・・・って言ったら誰もが反対するのと同じ。

それは「偏見」とは言わないよね。じゃあ、どういう言い方がいいのかなと思うと

すぐには思いつかないけど・・・せいぜい「根強い抵抗が」程度だったんじゃ。

それから八重さんが「婚約した」という言葉をさらっというシーンがありましたが、

あの時代、「婚約」という言葉・・・・・使ってたかなあ

「新島様の所に嫁ぐ事になりました」じゃないの?

結婚」という言葉ももう少し後になってからじゃないかと。「夫婦になる」「祝言」

新語だとしても、当たり前みたいには使わないでしょう。

襄が八重を抱きしめ「人にみられます」というシーンもありますが、会津の女性が

公の場で男性にああいう事をされたら、「人に・・・」とかいう暇もなく、ぱっと離れると

思うんですよねーー見てた女中も腰を抜かす筈で そこらへんが現代っぽくて。

一番違和感があったのは、ラストの結婚式のシーン。

八重にとっては初の洋装でした。

当時、洋装令が出るまで皇室においても誰も着なくて・・・皇后が袿にハイヒールはいて

華族女学校に視察に行き、つまづきそうになったなんてエピソードもあるくらいですし。

日本の女性にとってバッスルスタイルのドレスは着るのが大変だし、歩きにくいし、

裾が広がっているので恥ずかしがっていた筈なんです。

ましてパンプスなんてありえない靴。花魁のぽっくりじゃあるまいしねえ。

なのに、スタスタ歩く八重さん。平気で腕を組む八重さん。

迎える人達もあまり驚かないというか。見たことない洋装だよーー

八重さんのお母様、どうやってあのドレスを直したのか。和裁と洋裁じゃ全然違うでしょうに。

・・・というような事がいちいち目について。すみません。

脚本家も演出家も時代背景に無頓着です。

明治になったから現代ではないのよね 「文明開化」というものの重みとか違和感とか

そういうものをリアルに見せてくれてこそ、面白いでしょう。

八重のお母さんが言ってるように「あんたはいつも変わった事ばかり」というくらい

武家の娘なのに鉄砲を撃ち、男装して戦って、時代が変わったら英語を学んで

キリスト教の男性と結婚・・・青天の霹靂、真逆の人生みたいなものは、回りの家族も

振り回されて大変だったろうなと思います。

そこらへんをもう少し面白く描く事は出来なかったのかしらと思います。

すかっとしたのが「会津の者はおとなしく恭順しねえのです。お忘れすか」ぐらいかなあ・・・・・・

 

 半沢直樹

2週続けて30%超え おめでとうございます

しょっぱな土下座の半沢君。

私と姫はそれを見て「日本人にとって土下座は屈辱だけど、それで事がすむなら

平気でやっちゃうよね」って話していたら、起き上がった半沢君がその通りの事を

言ったので笑いました。

それというのも、韓ドラみてると土下座のド・・・膝をついた時点で屈辱も屈辱

生きていられない程大仰な事になるので。半沢君の気持ちなんて半島系の人には

絶対にわからなかったろうなと思います。

それにしても、大和田常務は「悪」ねえ。越後屋どころじゃないわ。日本一悪だわーー

あっちもこっちも不正をしておいて、涼しい顔をしているんだもんね。

タミヤ電機の不正ともかかわっているのには驚きました。

 

花ちゃんの空回り。夫としてはうざいかも。

あんな奥様方の所におはぎを持って行って、意地悪されても「ははは・・」

みたいな態度、私には出来ないわ。

っていうか、情報を聞き出すならもっとうまいやり方があると思うし

意地悪返しをするにしてもやり方があるでしょう。

「おはぎ」はちょっとなーー「斉藤さん」でも「おはぎ」がアイテムとして

使われていますが流行なの?

 

それはいいとして、半沢君、奥さんに「家にいる時くらい・・」は言っちゃいけない

セリフだよ。そういう事を言われるとちょっとムカツクよね。

でも、いきなり奥さんが旦那の実家に行っちゃって、麦茶を吹くシーンは爆笑でした。

今回の名台詞は「あなたも私も片道切符の島流し」決定。

 

 

 

 

 

 

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ルパン;Funtastic Energy

2013-09-09 11:40:00 | 宝塚コラム

 土曜日に見に行って来ました。

日比谷ではオクトーバーフェスをやっていたので、そこでちょこっとビールを飲んで帝国ホテルのレストランで

順番待ちしてたら、美弥るりか、紫門ゆりや、沙央くらまが通り過ぎて行きました。後ろに並んでいた方が

「今の方、ジェンヌさんですか?」とお聞きになったので、パンフレットを出してご説明。

喜ばれました。宝塚ってまるっきり知らない方とも会話が弾みます。

そうそう、舞台が終わってエスカレータに乗るため、ものすごい人の波にのまれつつ、友人と

「飛鳥裕さん出てたねーー何でかなーー」と話してたら、まるっきり知らない前を歩いていた方が

次の組長さんです」と教えて下さいました。そんな誰でも知り合いになれるのが宝塚のいい所です。

総じて「つまんない」の一言。でも、もう一回見る予定があるので・・・・・

 

 ルパン 

正塚先生にしては変わった始まり方だなあーーと。

歌で状況説明から入り、セリフ部分をがんがん歌に変換。

これだけでも彼にとっては大きな冒険だったんじゃ?

よく出来ましたと褒めて差し上げたいけど、それにばかり気をとられて起承転結がめちゃくちゃになって

しまいました。

金貨の話、大公の謎の自殺、4人の後見人・・・ここらへんがさっぱり呑み込めなくて

このままストーリーがわからず、最後まで行っちゃったらどうしようーーって不安になりました。

死んだ筈のルパンが、カーラの後見人となって生きていた。

自殺した大公・・・その理由は最後までわからず

しかもカーラは大公の実の娘じゃなかった

ルパンとヘアフォード卿とドナルド・ドースンの位置関係は何となくわかったけど、

もう一人の役割はなし?

4人もの男性に囲まれて色恋沙汰があったのはルパンとだけ?

横恋慕してたカーぺットも唐突だなあ。

最初から最後まではりついているモーリス・ルブランも、そうする必要があったとは思えません。

過去と現在がごちゃごちゃになってしまって、わかりにくかったから。

何より ルパンがカーラを愛しているという感情が伝わってこなかったし、

カーラの無感情状態も理解不能。

橋渡し役のヘアフォード卿は何歳の設定なの?そんなに魅力的な女性に恋をしないってなぜ?

結局、何が言いたかったんだよーー ラストでやっと結婚って喜んだのもつかのま。

キスシーンに邪魔が入るという・・・

考えるとこの主人公二人はキスもなしで抱き合ってすらいない。ラスト以外はっ 

それは奥ゆかしいというよりよそよそしいっていうんじゃありませんか?

越乃リュウ、最後なのにこの扱いは何!正塚先生 

恐れ多くも組長の退団なのよーーもう少し気を遣えって。

さらさらストーリーが進んで終わったので、終わった事に気づかなかった観客多数。

いいの?これで。 お願い。もう少しまっとうな脚本を書いて下さいよ。

 

 Funtastic Energy

中村一徳作なので、また踊りまくりかと思ったらやっぱりそうでした。

それもほとんど意味のないダンスの羅列でした。

銀橋に一人ひとり出して歌わせるとか、それぞれ芯を持たせるとか、

まるで「誰が二番手にふさわしいか」というテストの

ようで・・・そういう事、公の場でやって欲しくないのよね。あざといったら。

単純に凪七が二番手に入れなかった事。

龍真咲がピンでは不安な事・・・回りの芸達者さん達を無視するわけにいかない

事など、歌劇団の事情がすけてみえるようなショーは見てて面白くありません。

そういうのは歌劇団内でやってくれれば。

ロケットは綺麗にそろってて、真ん中のくるくる回ってた子が素敵でした。

 

 出演者について

龍真咲・・・前2作までは「トップなのに役替わりなんてかわいそう」と思っていたけど、今回ピンになって

     やっぱり一本立ちは無理だったんじゃないかと実感。まるでお目付け役のように北翔がくっついての

     お芝居。ショーでは北翔の方が踊りまくる始末では。

     芝居に関して。龍は春野寿美礼以上のへんてこな言い回しを直さない限り

         将来はないと思って頂きたい。

     いくら大仰な芝居が要求される宝塚でも、あのイントネーションはあまりにもおかしい。

          演技力がないので型通りにセリフをしゃべって「男役風に」見せているだけという印象。

     ルパンという役柄は非常に魅力的だと思います。世界に名をはせた怪盗であり、

     孤独をしょっている。女にもてる。

    にも関わらず終始クールでぶれない・・・宝塚のヒーローとしての要素は全部持っているんです。

    でも龍のルパンはクールというより表情に乏しい。孤独というより感情に乏しい。

     特に娘役との絡みがあまりにも表面的。

    そりゃあ、悪いのは脚本だよーー正塚脚本はさらっとしているから。

    でもだからって、もう一緒になって3作目になる

    相手役と心を一つに出来ないのは問題ではありませんか?

    ショーでは、激しい踊りは全部回りにやらせて、真ん中からぽーんとセリ上がって、

   歌いまくってあっさり引っ込む・・・という今時のトップとしてはあまりにも古臭いパターンでびっくりです。

    歌いまくっても、滑舌が悪いので何を歌っているのかよくわからないし、デュエットダンスは

    熱くないしなあ。愛希が遠慮しているようにも見え。よそよそしさを感じるんですけど。

愛希れいか・・・ショーでは歌って踊れる娘役でほぼ完ぺき。

     トップの面目躍如でしょう。しかし、芝居になると感情表現に乏しい素人っぽい。

    カーラは大公の娘で王族の血を引き、多くの人から特別視され、さらに何人もの男性から

    愛されるトップ冥利の役です。でも、愛希をみていると、そこまで魅力的に見えない。

    特に父親が自殺した大公ではなかったとわかるシーン。え?一瞬うろたえて終わり?

    ちょっとまてーー自分の出自の問題だよ。亡くなったお父様やお母様の思いとかさ・・・

    カーベットに裏切られ言い寄られる所も「助けに来てくれたのね」で倒され「え?」で

    驚き、言い寄られて「そんなっ」という一連の動きが型通りで個性がない。

    社会的な経験が少ないから、役に感情移入できないのかもしれませんね。

    この方は暫くショーオンリーでいいのでは?龍の代わりにどんどん銀橋に出て歌って

    踊って欲しいです。

北翔海莉・・・芝居ではモーリス・ルブラン。

         用があってもなくても舞台にはいるという感じで、それはいいっちゃいいけど

        勿体ない使い方だなと思いました。北翔がルパンだったら面白かったのに。

        龍とは古巣の付き合いな筈なのに親密さが見えなかった事も残念。

        ほっくん、昔の組に戻った感じがしなかったもの。

        ショーではこれでもかっと踊りまくる。でも歌をもっと聞きたかったかも。

美弥るりか・・・友人が「星組風の演技で浮いてた」といい、うーんそうかもと。

          星組風って?要するにどこでもキザるって事。

         安定した演技に歌唱力に色気のあるダンス。ほぼ完ぺき。

         銀橋でも華があったし色気がありました。だけど背丈が・・・・

凪七瑠海・・・ヒゲが似合わない。二番手になろうとしているのにこの若さ。

        いいのか悪いのか。一言でいうと頼りない。

        ひょろひょろして声が不安定で自分にあまり自信がない。

        組替えしたばかりというのは言い訳にすぎません。

        何人も同期がいるし、北翔だって一緒だったしね。

沙央くらま・・・・一番正塚作品にあっていたような気がします。

          あのナチュラルなセリフ回しは貴重です。それだけに

         浮いてたと言われたらそれまでですけど。

慬花ゆりの・・・・最初、男言葉でびっくりしたけど星条とのコンビがぴったり

         似合っててかっこいい女性だなあと思いました。

         娘役っていうか副組長でしたっけ?そんな立場の女性をかっこいいと

         思うのは珍しいのですが。

星条海斗・・・いわゆる「銭形警部」の役ですよね。おいしい役所だからなのかも

        しれませんが、とにかく間合いのよさに大いに楽しませて頂きました。

        正塚作品における「笑い」はほとんどが間合いですから、それを外すと

        とんでもない事になるので。

        ショーにおいても非常に目立っていて安定感がありました。

 

龍真咲・愛希れいかは生え抜きトップコンビ。組子からもっと信頼されていて

みんなが盛り立てよう!みたいな空気があっておかしくないのに、あまりそういうのを

感じる事が出来なかったのはなぜなんでしょうね。

上級生ががらっと変わって、それぞれの組を引きずっているような雰囲気だから

ぎくしゃくして見えるのかなとも ツーといえばカーみたいなものが欲しいです。

今回は、組長も退団。長年雪にいたナガさんが組長になるというと、またそこで

カラーが変わるでしょうし。じゃあ、月組のカラーってそもそもどんなものだったの?

と・・・真琴つばさ時代が懐かしいという感じです。

龍には厳しい事ばかり書いていますが、もう3作目だという事を意識して成長して

欲しいし、観客にちゃんと夢を見せて欲しいから。それは愛希もそう。いつまでも

「組んだばっかり」風ではちょっとーー

組替え組も一日も早く馴染んでくれる事を望みます。

 

下級生達の方がずっと安定していますよね。新人公演の方が面白いのでは?

エトワールの琴音和葉が可愛い

 

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