最近、マチシアがお気に入りの私です。
雪組
彩風咲奈・・・2007年入団。93期生。同期には星吹彩翔、芹香斗亜
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「彩鮮やかに咲かせて見せよう男花」
・星逢一夜・・ちょび康
・るろうに剣心・・・斎藤一
・ひかりふる路・・・ダントン
彩凪翔・・・2006年入団92期生。同期には真風涼帆。
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「美男美女変幻自在に七変化」
・伯爵令嬢・・・リシャール
・「ルパン三世・・・石川五右衛門
・るろうに剣心・・・武田観柳
・ひかりふる路・・・ロラン夫人
朝美絢・・・2009年入団95期生。同期には月城かなと、礼真琴
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「上級生に負けない色気とカッコよさと美しさ」
・月雲皇子・・・大長谷皇子
・パック・・・新人公演パック
・A-EN・・・アーサー
・凱旋門・・・ハイメ
永久輝せあ・・・2011年入団97期生。
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「永遠の輝きを求めて階段上る雪のアイドル」
・るろうに剣心・・新人公演剣心
・私立探偵ケイレブ・ハント・・新人公演ケイレブ・ハント
・ひかりふる路・・・フィリップ
・凱旋門・・・ローゼンフェルト
綾鳳華・・・2012年にゅだん98期生。同期に真彩希帆、天華えま
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「雪の大地で咲かせて見せよう大輪の花」
・桜華に舞え・・新人公演隼太郎
・スカーレット・ピンパーネル・・・ハル
・ひかりふる路・・・新人公演ロベスピエール
縣千・・・2015年入団101期生。同期に星蘭ひとみ
姫ちゃんが考えたキャッチフレーズと好きな役
「今はまだおこちゃまだけど栄えある100年の歴史をしょっていきましょう」
・るろうに剣心・・・新人公演四乃森蒼紫
・幕末太陽傳・・・新人公演高杉晋作
・凱旋門・・・新人公演ラヴィック
ホストクラブ「ガートボニート」店内は宝石をちりばめた白と緑の壁。
色々な種類の猫のぬいぐるみがテーブルの上にある。
マネージャー・・・ショウ
NO1ホスト・・・ダイモン
NO2ホスト・・・サキーナ
3番手・・・アーサー
ヘルプ・・・アヤナとセアとセン
店内では各テーブルを忙しそうに回っているダイモンと、客に色っぽい言葉を次々耳元でささやいているアーサー、そしてダイモンの忙しさには目もくれず一人の客相手に話し込んでいるサキーナ。ヘルプはダイモンの後を受けてさらに忙しそう。
マダム1:え?もう行っちゃうの?ダイモン。
ダイモン:お許し下さい奥様。ちょっと席を外すだけですから。
マダム1:来た甲斐がないわよ。こんな短い時間じゃ。私達客はホストを替えることは出来ないのよ。それなのに。
ダイモン:ええ・・もう少ししたらまた来ます。その時はマダムのリクエストにお答えして何でも歌って差し上げますから。
マダム1:え?本当・・・?
言い終わらないうちに、次の席に移るダイモン。
マダム2:やっと来たわね。私の子猫ちゃん。本当にプライドが高いんだから。私専属になればあっちこっち行かなくて済むのよ。
ダイモン:いやー僕は結局雇われている身ですから。
マダム2:ねえ、お店、出す気ない?あなたがその気になったら私、いくらでもお金出すわよ。
すると遠くからマダム3が猫のぬいぐるみを投げつける。
マダム3:馬鹿いってんじゃないわよ!ちょっと大金持ちだからって、金で男が好きになるもんですか。
マダム2:あら、ホストクラブって金で男を好きに出来る所じゃなかった?
マダム1:そんな事ないわよ。心が大事よ。心が。
マダム2:負け犬の遠吠えね。
マダム1と3:なんですって!
ダイモン:や・・やめて下さい。奥様。僕を挟んで喧嘩しないで。
女達は互いにぬいぐるみをぶつけ合っている。そんな騒動も目に入らないサキーナはフルーツとシャンパンタワーでご満悦。
マダム4;何だか騒がしいわね。少し外に出ない?
サキーナ;ああ、いいですねえ。
マダム4:ちょっとマネージャー、サキーナを借りていいかしら?閉店までには返すって約束するから。
ショウ:え?それは・・・
サキーナ:マネージャー、いいでしょう?お客様は大事にしないと。
ショウ:じゃあ・・午前0時には返して下さいよ。
マダム4:わかったわ。シンデレラをお借りするわね。
二人出ていく。ため息をつくショウ。
女の子:ねえねえ今何時?
アーサー:お前にマジ
女の子:きゃーーっ!愛してる!
アーサー:なんだ?聞こえないなあ。
女の子:愛してる!
アーサー:ええーー?きこえなーい。
女の子:愛してるったら!!(泣き出す)
アーサー:あ。ごめん。聞こえてるって。
女の子:(笑って)騙された。
アーサー:全く。
女の子:私、毎日でも通うから。絶対に来るから。だから・・・
アーサー:無理しなくていいよ。金じゃないからさ。
ドアがあいてふぶきが帳簿片手に入って来る。店の雰囲気をみて顔をしかめる。
相変わらずマダムたちの争いは続いており、ダイモンは3人一緒に席に座らせリクエストに応えて歌を歌いまくっている。
ふぶき:ちょっと、ショウ。あれなに。
ショウ:いや・・ダイモンの客は激しいのが多くて。
アヤナがふぶきにおしぼりを出す。
ふぶき;ちょっとアヤナ、あなたもホストならもっとカッコいいおしぼりの出し方、出来ないの?
アヤナ:え?ええ・・?
ふぶき:いつも身も心もホストでいろってこと。もっと自己アピールしないと後で大変よ。せっかく「キラールージュ」から引き抜いて来たのに、私の顔を潰さないでよ。
アヤナ:は・・はい。
ふぶき:サキーナは?
ショウ:あの・・お客様と外に。
ふぶき:はあ?同伴出勤っていうのはあるけど、開店中に出て行っていいとは言ってないわよ。
ショウ;す・・すみません。責任は全部私が。
ふぶき:ショウのせいじゃないでしょ。まあいいわ。売り上げはいいわね。でもこれって全部ダイモンの数字でしょ?あんた達、一生ダイモンにおんぶにだっこする気?
ショウ;いえ、そんな事は。
ふぶき:全体的によくても、全員がまとまって店を盛り立てないとね。
ショウ:はい。
ふぶき:あなたも苦労するわね。
ショウ;いえ。この店、大好きなんです。ダイモンはいい奴ですしサキーナも。だから大事にしたいんです。至らない点は直しますから。
ふぶき:ショウ・・・
ショウ:ワインでも飲みます?
ふぶき:いえ、私、ダイモンを助けるわ。ダイモン!!
ダイモン:はいっ!
ダイモンが駆けつけてくる。
ふぶき:一緒に踊って。
ダイモン:はい。喜んで。
二人、踊りだす。回りはシーン。
ふぶき:みんな唖然としてる。オーナー特権使っちゃった。
ダイモン:助かりました。
音楽、大きくなる・・・