ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

雪組で「蒼穹の昴」とは

2022-03-02 07:05:00 | 宝塚コラム

 思わず「へえ・・・・」となってしまいました。

彩風咲奈率いる雪組で「蒼穹の昴」を上演するんですってね。

演出は原田諒です。

蒼穹の昴」と言えば浅田次郎、浅田次郎と言えば「王妃の館」ですけど。

いやいや、「蒼穹の昴」はNHKのドラマで見ました。すごく面白かったです。

なんせ田中裕子の西太后が立派でそっくりで。吹き替えだった事もあってリアルでしたし。

後からDVDを借りてみた時は、かなりストーリーがぶつ切りになっている事がわかり、ちょっとがっかりした部分もあったんです。

でも「蒼穹の昴」で印象的だったのはやっぱり西太后の側近まで行く春児で、文秀の方はあまり・・でも原作も読みましたよ。原作では文秀の方が出番が多かったかしら。

でも、正直、娘役トップの役がないよねと思いました。

いわゆる春児の妹にするんですか?

いや~~~とてもヅカファン好みの話にはならないと思うんですよ。

だって。時代は光緒帝ですよ。清朝末期。

光緒帝はアヘン戦争に負けた清を何とか日本のようにしたくて、開国し伊藤博文を招いて新しい国作りをしようとするんですが、西太后がそれを阻み、事もあろうに光緒帝を冷宮に閉じ込め、妃の珍妃を井戸に投げ込んで殺すんですよ。

役としては

文秀・・・彩風咲奈

リンリン・・・朝月希和

春児・・・朝美絢

って所ですかね。華やかなシーンとしてはせいぜい西太后が京劇を楽しむシーンくらい。

あるいは光緒帝が妃選びをしたりする場面程度だと思います。

問題は光緒帝と西太后を誰がやるかですよね~~~光緒帝が和希そらあたりですかね?

グランドロマンなんでしょう?2幕。

しかも年末・・・ああ・・うーん・・・

何だか「紫禁城の落日」を思い出しました。

この頃から清朝に興味がわいて色々調べたりしたんでしたっけ。

でもあの時は溥儀は帽子を被っていたし、溥傑は普通の髪型でしたが、今回は・・辮髪?

じゃないとおかしいよね。絶対。

あれ、宝塚のトップがやるの~~~?似合う人まれよ~~

娘役トップは貧乏な小娘役になりそうだし。まさかの珍妃だったらいいけどね。

愛もロマンもないってば。なんせ春児は宦官で、宦官になるシーンなんて壮絶で見てられなかったし。原作でも辛かったなあ。

宦官が女性に恋をする筈ないけど・・・どこに恋愛要素があるんだい?

原田諒君。グランドロマンで政治ドラマはやだよ~~

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今こそ日本人は靖国神社へ行くべきではないか

2022-03-02 07:00:00 | 政治

毎日、ワイドショーやニュースでウクライナ情勢を見ているけど、8年前のクリミアの時は関心があったのに、あっという間に終わってしまい、世論も全然無関心だった気がする。

なぜ、今回に限ってこんなに日本人の関心を、いや、世界の関心を呼び起こしたのかと言えばプーチンの先制攻撃があまりにも「ないだろう」と思われていたのにやった事かな。

太平洋戦争に突入する時、「3ヶ月で終わらせる」なら勝利と誰が言ったんだっけ?結果、2年も戦争を続けて敗戦に陥ってしまいました。

今のロシアも「3月4日までに片をつける」筈が、どうやら1か月先になっても終わりそうにない雰囲気。

NATOは未だ動かずでヨーロッパは経済制裁と民間の支援でウクライナに協力。

アメリカはやっぱり「第三次世界大戦」になる事を恐れて軍事行動起こせず、これまた経済制裁に頼る。

コロナ禍でどこの国もインフレと闘わなくてはならず、それなのにインフラに関わる部分が値上がりするという痛手を関係のない国々も受けています。

ここにきて、ゼレンスキー大統領の人気がうなぎのぼりですね。

そりゃあ、見た目可愛いというかコメディアン出身だけあって表情が豊かというか、カメラを見据える姿が堂に入ってる感じ。マスコミの使い方を本当によく知っている人です。

 

最初、侵攻された時には「ウクライナもすぐに降伏するんじゃないか」と思っていた人多数。だって戦争になれば犠牲者が増えるのだから。

実際に子供も含めて多くの人が亡くなっているのです。

ところが、大統領は「総動員令」を出し、18歳から60歳までの男子に出国を禁じ、共に戦う事を命じました。

これには日本は「賛成できない」というのかなと思ったら、意外や意外。

テレビは「すごい決断力」と褒めたたえるじゃありませんか。

実際に国境からウクライナに戻る人達も多く「国を守る為に戦う」という言葉が何度も流れました。それも大統領が自撮りしながら「私はここにいる。一緒に戦おう」と国民を鼓舞し、それに国民が大いに勇気づけられて自ら武器を持つ。ゲリラ活動をするという動きに至ったのです。

この事に対し、日本のマスコミは大喝采ですよ。「ウクライナの人、徴兵されて可哀想」と言わない。すごい。国を守る為にこんなに頑張るんだねと。

 

私達が教科書で習った日本の近代史に置いて「治安維持法」や「国家総動員法」は悪法の権化みたいに説明されていませんでしたか?

「国民には真実を知らせず戦う事を強制した」とか何とか。

NHKの戦争ドラマではいつも軍人は悪者です。

A級戦犯の事を知らずに本当の意味で戦犯だと思っている人もいる。

「軍国主義」は悪い。じゃあ、欧米の帝国主義とか植民地支配はどうなんだ?という理論が一つもないまま、日本人は敗戦した時から「国の為に戦った人は全部悪人」になったんですよね。

だから、実際ものすごい戦果を挙げた人もなかなか取り上げられることもなく、原爆も3月10日の東京大空襲も、沖縄戦も全部「日本が悪い」と日本人が思って来たのです。

ゆえに天皇は「深い反省」という言葉で、慰霊どころか死んだ人に塩を塗りつけるような真似が出来るわけです。

もっとも「日本が悪い」と思って来たのは上皇夫妻で、特にお二人は原爆よりも沖縄戦の方に関心を寄せ、北海道や北方領土には無関心でした。

最終的に軍部では対処しきれず、昭和天皇に全責任をおしつけるような形になって「聖断を仰いだ」ことで、上皇は父である昭和天皇にものすごい不信感を抱いたのです。

昭和天皇にしたら、小さな皇太子がある日突如、思春期になってよそよそしくなってしまった事に驚き、悲しんだと思うのですが表には出されずに終わった。

当時、戦争に行った人達はその事についてなかなか語ろうとしなかった。

世の中が左巻きになっている中で「国の為に戦いました」と堂々と言えない雰囲気がそこにあったのです。口に出したのは「国に騙された」という人ばかりで。

21世紀になっても「深い反省」は色あせず。

ところがウクライナが総動員令を出した事には「素晴らしい」と言い、「国を守る為に戦う」というウクライナ人には「感動する」というのです。

そんな遠い国の人達に感動するなら靖国神社へ行くべきではないですか?

遊就館には当時、「国を守る為に戦った」人達の手紙や手記が沢山残されているし、感動を得ることが出来るのですよ。

A級戦犯が祀られているから行かない」という人達。

A級戦犯の人達は誰も昭和天皇に罪をなすりつけたりしなかったでしょう。

昭和天皇が靖国神社に行かなくなった理由はわかりません。

本当に「A級戦犯が祀られているから」と言ったのかもわかりません。

ただ・・・昭和天皇はかの人達と生で話し、性格や物腰などもよくわかっていたから。

そんな人達が死刑になってとても悲しかったのではないですか?

気軽に訪れることが出来なかったのではないですか?

上皇が靖国に行かない理由とは全然違うと思うんです。

 

話がそれたけど、日本もいつ中国に侵略されるかわかりません。

岸田首相のように無表情で理屈をこねてばかりでは戦争回避も出来ないし、かといって積極的に向かっていく事も出来ない。

いい加減に自虐史観から脱却して、日本にもウクライナの人達のような勇敢で国や家族の為に戦った人達がいた事をもう一度思い出しましょう。

 

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする