最初はこんな小さな穴だったんですよ。
こういう映像、中国のものでよく見るけど、わりとみんなさっと逃げたりしている。
でも、今回はトラックが陥没部分に頭から突っ込んでしまった。
そして70代運転手は、3時間ぐらいは話をしていたけど、ついにどこかに流されてしまったという。
なぜなら、穴がどんどん大きくなってしまったから。
よもやこんなに大事になるとは、八潮の消防署も思わなかったに違いないです。
ゆえに、「消防隊員が安全に救助が出来ないので」という事で、さっさと引き上げ次の日、そして次の日・・・となって今に至るのです。
これって完璧に初動が遅れた消防署の責任であるし、役所の責任でもあります。
もっともっと大変な事態でも、まずは救助が先と言う事でなぜ自衛隊を投入出来なかったのか。
消防署のレンジャー部隊ですら遅れてしまい、下流に流されたであろう運転手の行方はわからない。
ドローンでみたから何だっていうのでしょうか。
いい加減、住民も怒るよね。
人災の部分も大きいのでは?
建築部門で働く人達をないがしろにした結果、こうなってしまったという意見もあり、なるほどなと思います。
下水道というのはインフラの底辺で、とても大事ですよね。
それを長年ほったらかしにしてしたつけが今、来ていると思います。
こういう事故の場合は自賠責の適用にならないのだとか。
じゃあ、70代運転手さんへの補償はどうなるの?
誰が悲しくて70代でトラックを運転するかしら?趣味ではない。仕事ですよ。
年金では足りないからきっと働いていたのだと思います。
それが家族は泣き寝入りでしょうか?
家族がいるのかわからないけど。
こんな理不尽な事ってありますか?
八潮は最近、開発が進んでいる場所ですよね。駅が出来るから建売も多くて、今後は栄えるのかと思っていたけど、こんなんでは無理ですね。怖くて住めない。
問題は、こういう事が八潮だけでなく、日本中で起こる確率が高いという事ですよ。
水がない、水を使うな、流すなと言われておとなしく従っていられるのはいつまで?
受験生もいるし、老人もいる。商売をしている人もいるのに。
ただただ「穴の中は危険なので脇から穴掘ります。わ~~下水道が流れてきた。やばい。この水をどこかに吐き出さないと・・・あれ?運転席に運転手いないよ。
もしかしたら下流に流されているのでは?」って感じでのんきすぎるのです。
水を使うな、流すなと言われてでも被害者の為と思って我慢していたのに、何だか知事が偉そうに「指示しました」とか喋っている。
これは絶対におかしいではないですか。
気の毒でしょうがないです。
役所って所は上から何か指示されないと動けないんでしょうかね。
ただぼやっと穴を見つめるばかりの人達を見て、国民は責めるわけにいかないし、かといっていら立ちも感じる。
もっと迅速になんとかならないものかと思います。