悠仁殿下が単独で京都におでましです
場所は舞鶴。引き揚げ記念館へ。
ここはいわゆるシベリア抑留などを経験した兵隊さんや満州からの兵隊さんが帰国した場所。
♪ 母は来ました 今日も来た この岸壁に今日も来た ♪
で有名な「岸壁の母」の元となった場所。(岸壁の母って昭和世代しか知らない?)
私は二葉ゆり子の大ヒットで知ったんですが、元々浪曲なんですね。
一度だけバスに乗っていた時にラジオから聞こえてきたのを覚えています。
母も妻も娘も姉も妹も、舞鶴に毎日通って、「今日は帰って来るんじゃないか」と待ち続けた場所です。
悠仁殿下は2017年、秋篠宮両殿下がここを訪れた際に「ぜひ悠仁殿下も」と依頼があったようで、今回初めて単独公務でありながら「私的な訪問」で訪れたのです。
地元の高校生から説明を受ける殿下。
「シベリアからここはどれくらいの距離なのか。冬だと冷たいからどんなに苦労したか」とご質問。さらに迎えた人々の事に触れて「舞鶴の人々の温かさが伝わりますね」とおっしゃったそうです。
高校生たちも沢山の質問を受け、熱心に聞いてくれて嬉しかったと言っています。
戦後80年。一般的な場所へ行くのもいいけどこういう形でタイミングよく過去の依頼を受けられた殿下。素晴らしいです。
女子学生に挟まれてる?内心「きゃーーー」だろうけど、言いたくても言えない。
神妙な顔。わかります。でもついつい顔に出ちゃったかな?
一生の思い出になりますね。
ところで、3月にブラジルの大統領が来日し、宮中晩さん会が行われるようです。
もし加冠の儀を終えていたら3月だし、宮中晩さん会デビューだったかもしれません。
日程を出さないのは「愛子の晩さん会デビューを邪魔するんじゃない」という意地悪なんだろうなと思います。
でもイギリス風にいうと、「主要皇族」が少ない中、年齢が若いとか上とか言ってる場合ではないのです。皇室外交を一手に握っているのは実は秋篠宮家で、いくら天皇より若いと言ってもそれなりの年齢。
佳子様だけでは手が足りない。ゆえに悠仁殿下の一日も早いデビューが待ち望まれるのです。
天皇誕生日の一般参賀にも出さない。宮中晩さん会も出さない。ゆえに5月なんて言ってるんじゃないの?
6月には両陛下は広島へ行くそうですが、「体調を整える為」にどれだけ静養するかわかりませんね。