筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる 男女川(みなのがは) 恋ぞつもりて 淵となりぬる
歌意 : 筑波の峰から激しく流れ落ちてくる男女川がしだいに水量を増やして深い淵となるように、私の恋心も積もり積もって淵のように深くなってしまった。
作者 : 陽成院(ようぜいいん)(889~949) 清和天皇の皇子。病の為17歳で譲位。
この歌では、「男女川、淵となりぬる」「恋ぞつもりて、淵となりぬる」という二重の文脈が重ねられている。
山頂を発した細い流れがしだいに水量を増し、深い淵となってよどんでいるように、はじめはほのかなものであった恋心も、時がたつにつれて、深くたまってしまったというのである。
これは、しだいに深く沈みこんでいく孤独な恋情でもある。
恋する者の心がどのようにふくらんでいくかを、川の流れの成長に託して印象的に言い表している。
※文英堂「原色小倉百人一首」参考
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この歌では、「男女川、淵となりぬる」「恋ぞつもりて、淵となりぬる」という二重の文脈が重ねられている。
山頂を発した細い流れがしだいに水量を増し、深い淵となってよどんでいるように、はじめはほのかなものであった恋心も、時がたつにつれて、深くたまってしまったというのである。
これは、しだいに深く沈みこんでいく孤独な恋情でもある。
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