yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

国宝「阿修羅展」に行く!その3

2009-04-09 20:02:34 | あちこち外出 ♪

東京国立博物館本館。左奥が「阿修羅展」開催の平成館。

   
中央にはシンボルの、吉野枝垂れが。

この後で、庭園散策をしてから、お花見へと繰り出しました!  

                                次回へと続く!


          にほんブログ村 主婦日記ブログ パート主婦へ  ポチッと、応援クリックお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝「阿修羅展」に行く!その2

2009-04-09 06:01:40 | あちこち外出 ♪

今回の阿修羅展で、阿修羅を除く「八部衆立像」も公開されていました。
阿修羅と同様にすごく印象に残ったので、載せたいと思います。

「八部衆」は、仏教を守護する「天」で、『金光明最勝王教』や『法華経』などにその名が出てくる。いずれももとはインドの神で、仏教に取り入れられてその守護神となった。

      
  沙羯羅(さから)   乾闥婆(けんだつば)  緊那羅(きんなら)

       
  畢婆迦羅(ひばから) 鳩槃荼(くばんだ)   迦楼羅(かるら)

   五部浄(ごぶじょう) 

 沙羯羅(さから)・・・あどけない表情が魅力的。蛇を頭から上半身に巻きつけている。
 乾闥婆(けんだつば)・・・八部衆の中で唯一目をつぶっていて、獅子の冠をかぶっている。
 緊那羅(きんなら)・・・頭に角があり、眉間の間に第三の目がある。
 畢婆迦羅(ひばから)・・・ヒゲを生やしダンディでシブい
 鳩槃荼(くばんだ)・・・怒りのために髪の毛が総毛立った「炎髪」で、口を開け、目がぎょろっと飛び出る恐い顔!
 迦楼羅(かるら)・・・鳥人間。他の八部衆と違って、なぜか横向き。
 五部浄(ごぶじょう)・・・頭に像の冠をかぶったこの仏像は胸までしかない。火災から救出される時に、壊れたと考えられる。 今回、東京国立博物館所蔵の五部浄の右腕が公開されている。中が空洞なのだということがよく分かる。

興福寺の八部衆や十大弟子はすべて「脱活乾漆造」(だつかつかんしつづくり)という奈良時代特有の仏像制作の技法で作られている。
粘土で作った原型に、麻布を漆で貼り重ねた後、中の粘土を取り除いて、心木を入れ、木屑などを混ぜ合わせた木屎漆で表面を調整してから、彩色や箔で仕上げるという技法。


中は空洞なのでとても軽いそうです。ですから火災などにあっても運び出して、1300年も守り通してきたんですね。
八部衆の仏像もケース無しで、360度見ることができました。
1300年前に作られた仏像達が目の前にいるということに、大感動でした。


          にほんブログ村 主婦日記ブログ パート主婦へ  ポチッと、応援クリックお願いいたします。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆ 御覧いただいてありがとうございます ☆ 

☆フクロウコレクションをアップ中~現在の数【832】 ☆25日は雑草倶楽部、9・19・29日は空倶楽部に参加中~  ☆使用カメラ NikonD750・レンズ24-120mm、70-300mm、TAMRON90mm、150-600mm。 CanonEOSkissX6i・レンズ50mm、10-18mm、18-135mm、TAMRON90mm、18-270mm。     FUJIFILM X-S10・15-45mm、50-230mm、SIGMA16mm。 ネオ一 Panasonic LUMIX 25-400mm。