瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ
歌意: 川瀬の流れが速いので、岩にせき止められる急流が、
二つに分かれても又一つになるように、
恋しいあの人と今は別れても、いつかはきっと逢おうと思う。
作者: 崇徳院(すとくいん)
1119~1164 鳥羽天皇の第一皇子。在位18年に及ぶが、
保元の乱に破れ、讃岐(香川県)に配流されたまま崩御。
川の流れの行く末に、自分の恋の将来を重ねて詠んだ、情熱的な恋の歌である。
上の句では、ほとばしり流れる急流の情景、
下の句にいたって、激しい恋情へと転じている。
岩によってせき止められた川の流れが、いったんは別れてもやがて合流するように、
障害を乗り越えて必ず逢おう、というのである。
激しい情熱と強い決意とが感じられる恋歌である。
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」
新緑が眩しくて、爽やかな季節、5月もあっという間に、今日でおしまい。
6月はジメジメした梅雨ですが、1年楽しみに待った大好きな紫陽花の季節でもあります
庭のアジサイも緑の蕾が目立つようになりました。
今年は柏葉紫陽花が一押しです。
順番にアップしていく予定ですので、どうぞ遊びにいらしてくださいね~
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文字がつながっているようにみえますが、
一息に書いて行くのですか?
穏やかな心でないと書けないような・・・
お褒めいただき恐縮です。
そうなんですよ~繋がってます。
文字の線と線の間の、細い繋がりの線は続けて書いています。
筆圧を強めたり弱めたり、繋がりの線は早めの速度でササッと。
最初は同じ太さで繋がってしまい難しかったのですが、
書いているうちに、筆と持つ手が一体化してきて、
思うように筆が動くようになってきます。
と、私は思いますが・・・
お手本を見ながら書いているので、手本が無くてもスラスラ書けるように、
修行の道はずっと続いています。