よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

ある会社の監査風景から

2009年02月27日 | ビジネス横丁こぼれ話
今、ある会社のお手伝いをしているのだが、例年の如く、会計事務所が来て監査をやっている。
横目で見ていると、2週間経っても未だ終わっていない。そこで、経理のマネジャーに聞くと、昨年迄は約一週間で終わっていたが、とのこと。特に大きな問題があるわけでもないらしい。よし坊が気になった点が一つあった。最初の週の前半は3人のチームに一人日本人が入っていた。ところが、週半ばからアメリカ人だけになって、翌週も続いた。こうして2週間が経ち、それでも終わらなかったのだ。この事をマネジャーにぶつけると、その通りだ、との即答であった。

来ているアメリカ人はいずれも大学の経理財務のDegreeを持った連中なのだが、こういうことになってしまう。兎に角仕事のペースが遅い。勤勉なアジア人、その中でも、テキパキさ、手際の良さでは群を抜く日本人から見たら、何とも遅いのだ。

この、イライラするようなペースは日常生活の至る所で見る。例えば、スーパー。世界最大のウォールマートなんてのがあるのだが、ここのレジのネエチャンを何人か日本のウォールマート(今の西友だが)に連れて行ったら、腰を抜かす位、びっくらこくに間違いない。

でも、こんなアメリカが何で世界一なのか、時々考えてしまう。勤勉だけじゃダメで、何かが足りないのだろう。天は二物を与えぬ、か。