よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

サッカーボールのこと

2009年04月24日 | サッカー
久しぶりにサッカーの話。と言ってもゲームの話ではない。ボールの話である。

世界的にサッカーは未だアディダスが仕切っているから、ヨーロッパの主流はアディダスブランドのボールが使われている。これがアメリカだとナイキとなる。両社ともスポーツの横綱だから当然と言えば当然だが、この世界にも、小さいが、老舗として頑張っている会社がある。今回スタートしたアメリカ女子のWPSはどのボールを使っているか分からぬが、前身のWUSAでは、デンマークブランドのセレクトが使われていた。そしてメキシコ。

ジョージアのような南部にいると、メキシコ人が多いから、テレビ番組も二つ観れる。メキシコではサッカーは国技みたいなもの(その割りに強くない)だから、毎週試合がある。3グループ24チームでチャンピオンカップ目指して頑張っているが、最近のナショナルチームは今一の力だ。大砲が居ない。日本代表と似ていて、足技に酔っているところがある。日本代表とちょっとだけ違うのは、劣勢と見ると突然なりふりかまわず、ボールをバックからフロントへポンポン蹴り出し、一発勝負を狙う、荒っぽいことをやる。これは、おとなしい日本代表には見られない。

さて、ボールの話だが、メキシコリーグの多くは、ボイト(Voit)を使用している。懐かしい名前だ。今のゴムボール仕様を開発したアメリカ発祥の先駆者だが、現在はメキシコベースの会社となっており、その為にボイトが使われているわけだ。昔、未だカリフォルニアにボイトがあった時、その紹介でメキシコはグワダラハラの工場を訪問したことがある。ボイトの名前は未だ生きている。うれしいことに、ボイトのサッカーボールには、いまだによし坊が嘗て売り歩いた人工皮革が使われているようだ。

アディダス等の巨人の後ろで、セレクトやボイトが、おっとどっこい、生きている。