よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

A日本型インフルエンザと呼ぼうか

2009年05月24日 | アメリカ通信
いやはや、久しぶりに日本が世界中で話題になっているが、日本の過剰反応振りには恐れ入る。

そもそも、今回のFluはA型と早々と発表されたことで、パニックになる必要の無いものと特定されていた。もちろん、Fluであるから注意は必要だが、基本的には通常のFluに対する対処でよいわけだ。

日本の空港検疫も早々と、物々しい井出達で、水際作戦と称して果敢に掃討作戦を行なったにも関わらず、とどのつまりは今頃あっちこっちでアウトブレークとなり、全く功を奏したとは思われない。A型というのは、症状は比較的軽いが拡散するのが非常に早いらしい。だから、アメリカのCDCが言っていたように、簡単には拡散を止められないだろうから、罹ったら大人しくすることと説いていたぐらいだ。水際作戦も無駄とは言わぬが、日本のそれは、ちと騒ぎすぎた。

それにしても、日本行きの飛行機、特に日本のエアラインの乗客はマスク、マスクで異様な光景らしい。出張者が日本へ行くと、潜伏期間の一週間は会社に来るなと言われているらしい。毎年のように何かのFluが起こるわけで、まさか、これからは毎年このような愚の骨頂を各企業がやるというわけでもあるまいが。日本人は意外と常識が利かせられない人種かも知れない。

いずれにしても、このようにオモシロい行動を取らせる日本人のDNAとは一体どのようなものなのだろうかと、考えさせられる。
アウトブレークお膝元ののメキシコのテレビニュースでも、この日本人のマスク集団をニュースにしていたのには参った、参った、である。

A型インフルエンザには、香港型とソ連型がある。本来なら、今回のは、メキシコ型と命名されるべきところだが、ひょっとして、A日本型となる? 有り得ない話ではないぞ、こりゃ。