本日、20日間に渡る、憎き敵、ネズ公との戦いが終了した。勝利宣言である。
20日前、夜も12時近く、いつものようにリビングでパソコンで遊んでいると、視界ギリギリに何やら黒く走るものが見えた。目を向けると大きめの”ゴキ”がサッと動いて、一瞬にして消えた。かなり大きいゴキだ。早速二階に上がりワイフに報告だ。
「おい、すごいゴキが出たぜ、日本のゴキ並みに大きい奴だ」「そんなゴキ、アメリカでは見たことないけど」。
翌朝、ワイフが、何やら”糞跡”を発見した。台所のコーナーに細かい糞がある。何の糞だろう。
「アンタ、昨日のゴキ、尻尾付いていなかった?」とワイフ。「いや、ありゃ、ゴキだぜ」とよし坊。
その夜の事、ワイフとテレビを見ていると、目の前を黒いものが横切った。「ネズミ!!」とワイフ、絶叫調の言葉。かくて、宣戦布告された。
まず、敵を叩く為の兵力を準備せねばならない。イラク戦争みたいなものだ。早速、Walmartで、1ドル60セントくらいの一番安く、シンプルなプラスチック製のマウストラップを買った(写真のもの)。家に帰り、説明書を読むと、中にピーナッツバターを入れろと書いてある。
「何でピーナツバターなんだろう。ネズミってそんなん、好きなんか?」。ワイフすかさず「昔見たトムとジェリーの漫画で、ネズミ取るのにチーズが出てきた」。そうだったのだ、昔はチーズだったのか。いつからピーナツバターにかわったんだろうか。我が家はピーナツバターなど食べないから、代わりに粉チーズをトラップの奥に入れることにした。
翌朝からは、主だったところを入念に糞跡チェックだ。あるある。しかし、二日経ってもトラップには掛かっていない。参謀本部としては、兵力増強だ。今のアフガン戦争みたいなものだ。今度は、Home Depotで、高いトラップを二種類計8点を購入。戦費は10ドル。早速あちこちに仕掛けた。
戦火は広がっている。糞跡が広範囲になってきた。なかなか、トラップに掛からない。4日前、またまたネズ公、ワイフに発見さる。二人して掃討作戦を開始するが、何しろ素早いから、追いつかない。そのうち敵を見失った。
次の兵力増強に動かねばならない。更に別部隊をHome Depotで購入、戦費5ドル。
この時点で、アメリカ人の知り合いに有効手段を聞いてみた。しかし、ネズミ捕りトラップ以外に無いと言う。こうなったら持久戦しかない。
今朝もCSI調査官よろしく、懐中電灯をポイント、ポイントに照らしながらの糞跡チェックだ。今日は何処にも見られない。そんな日もあろうか。ってなことで、ベットから起きてきたワイフに戦線歩哨報告をしたのだが。
「アンタ、何処見てるの、掛かってるやないの」「えっ、ホンマけ?」
なんと、最初に戦線に送り出した、あの一番安い1ドル60セントに黒く、大粒な目が光っている、憎き敵がいるではないか。
勝利宣言前の会議(みたいなもの)。「最初の安いトラップだけでよかったのだ」と言うワイフ。「いや、兵力増強したからこそ、最初の兵力の有効性が出たのだ」とよし坊。かくて、戦争は終わった。これが、次の戦争の始まりでなければよいのだが。
20日前、夜も12時近く、いつものようにリビングでパソコンで遊んでいると、視界ギリギリに何やら黒く走るものが見えた。目を向けると大きめの”ゴキ”がサッと動いて、一瞬にして消えた。かなり大きいゴキだ。早速二階に上がりワイフに報告だ。
「おい、すごいゴキが出たぜ、日本のゴキ並みに大きい奴だ」「そんなゴキ、アメリカでは見たことないけど」。
翌朝、ワイフが、何やら”糞跡”を発見した。台所のコーナーに細かい糞がある。何の糞だろう。
「アンタ、昨日のゴキ、尻尾付いていなかった?」とワイフ。「いや、ありゃ、ゴキだぜ」とよし坊。
その夜の事、ワイフとテレビを見ていると、目の前を黒いものが横切った。「ネズミ!!」とワイフ、絶叫調の言葉。かくて、宣戦布告された。
まず、敵を叩く為の兵力を準備せねばならない。イラク戦争みたいなものだ。早速、Walmartで、1ドル60セントくらいの一番安く、シンプルなプラスチック製のマウストラップを買った(写真のもの)。家に帰り、説明書を読むと、中にピーナッツバターを入れろと書いてある。
「何でピーナツバターなんだろう。ネズミってそんなん、好きなんか?」。ワイフすかさず「昔見たトムとジェリーの漫画で、ネズミ取るのにチーズが出てきた」。そうだったのだ、昔はチーズだったのか。いつからピーナツバターにかわったんだろうか。我が家はピーナツバターなど食べないから、代わりに粉チーズをトラップの奥に入れることにした。
翌朝からは、主だったところを入念に糞跡チェックだ。あるある。しかし、二日経ってもトラップには掛かっていない。参謀本部としては、兵力増強だ。今のアフガン戦争みたいなものだ。今度は、Home Depotで、高いトラップを二種類計8点を購入。戦費は10ドル。早速あちこちに仕掛けた。
戦火は広がっている。糞跡が広範囲になってきた。なかなか、トラップに掛からない。4日前、またまたネズ公、ワイフに発見さる。二人して掃討作戦を開始するが、何しろ素早いから、追いつかない。そのうち敵を見失った。
次の兵力増強に動かねばならない。更に別部隊をHome Depotで購入、戦費5ドル。
この時点で、アメリカ人の知り合いに有効手段を聞いてみた。しかし、ネズミ捕りトラップ以外に無いと言う。こうなったら持久戦しかない。
今朝もCSI調査官よろしく、懐中電灯をポイント、ポイントに照らしながらの糞跡チェックだ。今日は何処にも見られない。そんな日もあろうか。ってなことで、ベットから起きてきたワイフに戦線歩哨報告をしたのだが。
「アンタ、何処見てるの、掛かってるやないの」「えっ、ホンマけ?」
なんと、最初に戦線に送り出した、あの一番安い1ドル60セントに黒く、大粒な目が光っている、憎き敵がいるではないか。
勝利宣言前の会議(みたいなもの)。「最初の安いトラップだけでよかったのだ」と言うワイフ。「いや、兵力増強したからこそ、最初の兵力の有効性が出たのだ」とよし坊。かくて、戦争は終わった。これが、次の戦争の始まりでなければよいのだが。