先日、アメリカでMedical Neglect(メディカル・ニグレクト)を理由に肥満児を持つ母親が警察に逮捕され、全米の注目を引く事件となった。殺人事件のようなセンセーショナルな事件ではないから、所謂新聞の大見出しになるようなものではないが、明らかにビッグニュースなのである。アメリカもいよいよ”危険水域”に入ったのではないかと思わせるものだ。
アメリカが極めて急ピッチで肥満大国を邁進しているのは周知の事実で、最初の危機感は、ビル・クリントン政権が1992年に全国民に対し警鐘を鳴らしたことでアピールされたが、以来肥満度は高まる一方で収まる事を知らない。
特に南部はその勢いが尋常ではなく、よし坊とワイフは、買い物に出るたびにため息が出る。”太っていない人”に出会うのは10人に二人くらいだろうか。
Medical Neglect。病気や怪我をした子供を親が放っておいたら、それだけで逮捕の対象になる罪である。この2~3年、いくつかの州で、肥満を理由としたMedical Neglectで親を逮捕したが、いずれも訓戒や書類送検で終わっていた。
しかし、今回のサウス・カロライナで逮捕されたケースは、いよいよ、実刑まで行くのではないかと言われており、”パンドラの箱”を開けるのではないかと注目されている。
若干14歳で、555ポンド。250キロなんて日本の普通の生活ではお目にかかるのは難しいが、アメリカでは驚かない。よく、アメリカ人の3分の1は肥満と言われているが、こと南部に関しては6割くらいが肥満ではないかというのがよし坊の印象だ。ノホホンんと親と言う仕事をやっているとブタ箱に放り込まれかねないアメリカなのである。
アメリカが極めて急ピッチで肥満大国を邁進しているのは周知の事実で、最初の危機感は、ビル・クリントン政権が1992年に全国民に対し警鐘を鳴らしたことでアピールされたが、以来肥満度は高まる一方で収まる事を知らない。
特に南部はその勢いが尋常ではなく、よし坊とワイフは、買い物に出るたびにため息が出る。”太っていない人”に出会うのは10人に二人くらいだろうか。
Medical Neglect。病気や怪我をした子供を親が放っておいたら、それだけで逮捕の対象になる罪である。この2~3年、いくつかの州で、肥満を理由としたMedical Neglectで親を逮捕したが、いずれも訓戒や書類送検で終わっていた。
しかし、今回のサウス・カロライナで逮捕されたケースは、いよいよ、実刑まで行くのではないかと言われており、”パンドラの箱”を開けるのではないかと注目されている。
若干14歳で、555ポンド。250キロなんて日本の普通の生活ではお目にかかるのは難しいが、アメリカでは驚かない。よく、アメリカ人の3分の1は肥満と言われているが、こと南部に関しては6割くらいが肥満ではないかというのがよし坊の印象だ。ノホホンんと親と言う仕事をやっているとブタ箱に放り込まれかねないアメリカなのである。