よし坊のあっちこっち

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消費税を上げるって?

2010年06月28日 | アメリカ通信
いよいよ参議院選挙。アメリカに住んでいるから、在外投票で行くのだが、今回はどの政党に入れるか迷う所だ。消費税アップをぶち上げるなら、キチンと選挙の争点にしてほしいものだが、民主党は狼煙を上げた途端支持率が下がったのにオタオタしている。重要なのは、国民に対し、計画内容を分かりやすく説明し理解を求めることであり、それを国政選挙によって判断してもらうことだろう。

アメリカは、州によっても率が違うし、州内でも市や町によっても違うことがある。大体5-7%だが、観光地は一般的に高く10%前後。ニューヨークやニューオリンズ等がその例だ。

ところが、よく考えている。生活必需品としての食料品は2%くらいで、安くしているのだ。兎に角決めの細かいルールを決め、低所得者への配慮を忘れない。もうひとつ、食料はLife lineである。直接人間の健康に直結することに考えが及んでいる。

日本とて、優秀な人材が考えるのだから、当然同じ様なシステムを考えているはずだが、何故その論議を選挙や議会でしないのか。国民に分かるようにアピールをしていかないのか。そう言いたいところだが、実のところ、それは出来ないと言ってよい。何故なら、一年単位で一国の首相が変わる国だから、そんな時間が無いのだ。

自民党時代、マニフェストで争え、と言ってきた民主党が、政権をとったら次々と反故にしつつある。我々は、民主党が公約を綺麗に履行出来るなんて思っていない。出来そうも無かったら脱帽して、その理由を説明することだ。支持率に影響はするだろうが、一本筋の通った所を見せれば、又回復する。その点で、小沢が内側から民主党を批判しているのは、筋が通っている。

さて、在外投票。比例は民主党に反省を求めて他党へ入れるつもりだ。奈良県選出は3候補だが、民主は6年生、自民は新人だ。未だ決めかねている。