よし坊のあっちこっち

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何故 勝てないのか

2010年06月30日 | サッカー
日本・パラグアイ戦。惜しくもPKで負けた、と言いたい所だが、実はそうではない。完全に負けているのである。これは、試合を見ていればよく分かる。

まず、ボールが中盤から前線へ行き着かない。カウンターを恐れて中盤からの押上げが出来ないと言うことだろう。パラグアイはパスとドリブルで中盤から両サイドのウィングにボールを出し、攻め上げるが、日本にはそれが無い。だから、やたらと縦のロングパスを連発する。ドリブルとパスで押し上げる方が確実性が高いのは明らかだが、このレベルを上げない限り、いつまで経ってもアジアの上位チームでしかないだろう。この前のデンマーク戦の3点目が唯一日本が見せたいい例だが、この形が普通に出来ないと、ランクアップは難しい。

スペイン・ポルトガル戦でも似たようなことが言えそうだ。スペインのパスとドリブルでの押し上げに比べ、ポルトガルは形が作れず(とは言っても日本より数段上だが)、ロナルドにボールが渡るチャンスは極めて少なかった。

基本は正確なパスとドリブル力の強化のような気がする。

ともかく、日本の夏が終わった感じである。