よし坊のあっちこっち

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酒乱

2010年12月14日 | いろいろ
エビゾウによる餓鬼の喧嘩事件も一段落したが、酒乱は実に厄介だ。普段は普通の人、或いはいい人なのに、酒が入ると別人となるこの落差。あの人は酒癖が悪いから、と少々絡むのは可愛い方である。酒が入ると話しがくどい、説教調になる、愚痴ばかり言う、等で嫌がっていたら酒は飲めない。もちろん、楽しい酒が一番であるが。

昔部下として5年間付き合った我が上司には手を焼いた、というか部下であることを一年で止めた。通常、部下という者、上司が多少仕事で抜けが有れば、上手にフォローしてあげるものだが、フォローのし甲斐が無いので、放っておいたわけだ。

ある時、10人くらいで飲み会をやった。部下の女性も数人入っている。始まって30分も経たないのに、いつの間にか上司の姿が無い。アレっと思って見渡したら、向こうに女性だけのグループが来ており、そこでチャッカリ飲んでいるではないか。日頃から評判の女好きで有名だったから、皆、あ然としながらも納得であった。帰る頃になると、完全に出来上がっていたが、問題は外に出てからだ。道路の工事現場に黄色の注意表示の電球がいくつも立っている。その電球を、足蹴りで一つ一つ粉砕していくではないか。止めても、最早手遅れで、結局全部壊してしまった。この一件で、以後彼が出る飲み会には皆しり込みするようになったのは当然だ。

台湾に出張した時の事、宴会の席で、酔った上司殿は、やおら紹興酒の瓶を持って立ち上がり、隣のお客の頭から酒を浴びせたではないか。酒を注ぎにいこうと思って手元が狂ったのだと咄嗟にフォローして勘弁してもらったが、誰が見ても確信犯。その場は直ぐにお開きとし、翌日、上司抜きで、相手方をナイトクラブ濃厚接待したのは言うまでも無い。

酒乱と分かったら近付かないことだ。それを知ってか知らずか、エビゾウと結婚したアナウンサー細君はえらい貧乏くじを引いちゃった。