よし坊のあっちこっち

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メガネの無い生活

2013年03月12日 | アメリカ通信
時折、忘れた頃に手が自然と掛けているはずのメガネに行く。しかし、そこにはいつものメガネは無く、「そうか、メガネはもうしていないんだっけ」と、思わず苦笑してしまう。

右目の白内障手術から二週間が経った。実に54年間連れ添った、生活と身体の一部になりきっていたメガネとオサラバした二週間だが、54年間のメガネとの濃密さが手を無意識のうちに動かしてしまうのだろう。それにしても、手術の翌日は物が歪んで見えていたが、次第に正常になってきたから、メガネ無しの日常生活には不自由ない。今視力は0.6くらいあるだろうか。次に行う左目の手術で左目がどこまで見えるかにもよ
るが、どうやら、メガネ無しの日常生活には問題なさそうだ。

一つ問題がある。家族からメガネをかけろと大合唱だ。メガネの無い父親の顔など見たくないと言うのだ。確かに、ワイフはメガネ付きの顔と結婚したようなものだ。娘たちは生まれた時から父親はメガネをかけていたから、彼らにとって、メガネ付きの顔が父の顔になる。従って、術後から、ワイフは盛んに「変だ変だ」を連発するし、そこまで言われると、圧力に屈するわけではないが、洒落た伊達メガネでもかけようかと、真剣に検討中である。それも悪くはないか。

本日、術後二週間検査に行ってきたが回復順調で、近々、左目手術のスケジュールが出ると言う。両眼開眼完治のあかつきには、快気記念のフロリダフィッシングといきたいものだ。