よし坊のあっちこっち

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夢に終わりそうな二大政党

2010年04月04日 | いろいろ
世紀の政権交代から、日本の二大政党の枠組みを期待していたが、どうも違った方向にすすんでいる。かつて、55年体制下の社会党が、自民党に取り込まれてあっという間に消滅した「あの時」の足音が聞こえてきたような気がする。このままだと、民主党とミニ政党乱立の様相かもしれない。

それにしても、権力と言う接着剤でくっ付いていた自民党の連中が、こうも情けない体たらくを見せるとは、権力の凄さと危険さを教えてくれる。民主党がもたつき、一矢も二矢も報いるチャンスだが、迫力はからきし無く、離党者が相次ぐばかりで、求心力の欠片も無い。今の総裁では無理な事は最初から分かっていたはずで、河野太郎が吼えた時に他の道を選択出来なかった彼らの非力さだろう。相変わらずの長老支配の流れを踏襲しているから、新鮮さが無く、さりとて、中枢の若返りを図るでもなし、挙句の果てには、前代未聞の他人の代理投票までやってしまう、およそ政治家とは呼べぬレベルの低さ。10回もの投票を、魔が差した、とは 国民を馬鹿にしたような言い訳で、あれは常習の確信犯だろう。国会で録画しているのであれば、過去のテープを是非チェックして欲しいものだ。警察も国会も可視化が必要な国だ。

最近の政党の歴史は、兎に角、一国の総理大臣には、お金持ちのお坊ちゃまを据えてはいけない、と教えてくれた。前の総理もお坊ちゃまで、インスタントラーメンの値段を聞かれて、500円くらいか、と答えたとか。それで庶民のための政治をやるとは、どういう了見か。今のお坊ちゃま総理も、その点では、さして変わらないだろう。毛並みの良さは「戦時」には不要で無用だ。雑草を食ってきた者にやらせなきゃ。

もう少しマシかと思っていた民主党、訳の分からぬ「子供手当て」以外にやる事はあるだろうと言いたい。今年の参院選は相当重要だ。最近の選挙は全て民主に投じていたが、今度はちと考えないといけないと思っている。


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