よし坊のあっちこっち

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映画三昧ー東宝喜劇

2009年09月04日 | 映画
後年の寅さんシリーズの松竹、トラック野郎の東映喜劇があるが、かつての東宝は「喜劇の東宝」と言ってもいいくらい強かった。

まずは「社長」シリーズ。確か、社長太平記から観始めたのだが、森繁の社長に加藤大介の部長、秘書の小林圭樹、お調子者の宴会部長の三木のり平等が固め、社長夫人が久慈あさみ、お色気マダムに淡路恵子がからんでの誠におおらかな喜劇だった。年代的には、杉並から引っ越した後だろうから、田無の東宝だろうか。

次が、「駅前」シリーズだ。これも森繁、伴順にフランキー堺。女優人は淡島千景、淡路恵子、池内淳子がレギュラーだった。
封切の度に観にいっていたわけだから、よくそんな金が有ったものだと、不思議で仕方がない。どこから金を工面したのだろうか、よく分からないのだ。

それにしても、当時の東宝は、女優人が豊富だったような気がする。思い出しただけでも、他に司葉子、草笛光子、河内桃子、団玲子。往年の司葉子もよかったが、河内桃子は好きな女優の一人だったな。映画より舞台の方が多かったような気がするが。


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