よし坊のあっちこっち

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昭和の足跡(7)履物

2020年01月16日 | 昭和の足跡
小さい頃の一時期、下駄を履いていた記憶がある。そして、木製のサンダルだ。遊びまわるのに履いていた靴は総ゴム製だった。だから蒸れる事蒸れる事この上なしだった。それがいつの間にかズック靴になった。覚えているのは月星とかアキレスとか。サンダルもやがてビニール製になっていった。そう言えば、ゴム草履というのもあった。

小学校6年の頃、もうすぐ中学入学が間近になるにつれ、一つのワクワク感があった。黒の学生服を着るのもそうだが、当時中学生が履いていた白いズックのトップシューズと言われていた運動靴だ。あれを早く履きたかった覚えがある。

大学の頃どんな靴を履いていたのか、あまり記憶がない。革製のカジュアルだったのか、それとも所謂スポーツシューズだったのか。殆ど覚えていないから不思議なものだ。

繊維会社に就職したが、人工皮革を扱う部署だったので、履物ビジネスに入っていった。とりわけスポーツシューズが主体だったが、当時の業界はダイナミズムに溢れていた。国内のオニツカ、ミズノの市場にナイキが参戦したのだ。これをきっかけにリーボック、ケイパ、サッカニー、ニューバランスなどの海外ブランドの積極展開が始まった。個人的に履いたのは、最初はナイキ、続いてリーボックを好むようになり、最後はニューバランスにたどり着き現在に至っている。よし坊の影響だろうか、ワイフもついにニューバランス派になり、近くを通ればNBショップを必ず覘き、年がら年中ホームページで新デザインを探している。

ビジネスから遠ざかったので革靴を履く機会は殆どなくなった。特にビジネスシューズは下駄箱に眠っている。それでも当時はブランドに拘ったものだ。服装がトラッドだったので、国内ブランドではリーガルシューズ。それと大塚製靴のフォーマルトラッド。アメリカンブランドのコールハーンもお気に入りだったが、ナイキが買収してからは”らしさ”がなくなり興味を失った。これらはそろそろ処分せねばなるまい。

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