今年の夏の暑さはキビシイものだが、この暑さを避けるのではなく楽しむことはできないものか。そんなことを模索、夢想している中で・・・・・。
またもや、趣味ランニングの話で恐縮です。
今春、住まいを茨城県某市から自宅のある東京都小金井市に移してから、夏場の練習は、日差しを避け玉川上水沿いの雑木林の木陰がある散策路を走っていた。一方、茨城に住んでいた時分は、日蔭の長距離コースがとれないので、社宅近くの森の広場で単距離インターバル走の練習をやっていた。昨年9月の私のブログ「夏に鍛える」で書きましたが、夏場の単距離走の練習は、中学、高校生時代3流だがトラック陸上選手だった私には、青春の躍動感を今でも体感できるもので、いわば、夏の暑さを楽しむものなのですね。 その躍動感が忘れられず、猛暑のゆるんだ8月9日(日)から、自宅近くの小金井公園内の直線200メートルの道を使い練習を始めた。内容は、200mを80%の力で走り、つなぎはジョグまたはウォーク。これを10本繰り返す。このコースは木陰は少ないが、距離が短いので、呼吸は苦しいものの、暑さはそれほど辛くない。身体のシビレは快感に変わっていく。それが青春時代の感覚を引き出してくれるんですね。
ここまではいいのですが、気温が35度以上の猛暑ではどうか。暑さが快感となるかどうか。茨城では気温は高いものの、湿度は低めで、森の空気も澄んでいて夏の暑さは痛快であった。
NHKなどのテレビで東京の猛暑35度以上を伝えるニュースのバック映像に、皇居の回りをジョギングする市民ランナーの姿が出てくる。35度を超えると外に出ることさえツライのだが、単距離走では違った世界が見えるかもしれない。
8月11日 岩下賢治