ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

バネ指になった

2019年01月08日 | 日記

ローバイが咲き始めています。


 昨年11月頃だったと思うが、朝起きた時、右手の薬指が屈曲し、動かなくなった。なんだろうと思って、伸ばそうと引っ張ると痛い。しかし、しばらくすると指が伸びできて、通常通りどおりに動くようになった。気になるものだから近くの整形外科にいって、診てもらった。医者の診断は「骨に異常はないから、これは腱鞘炎ですね。湿布薬を処方しておきます」というものであった。しかし場所が場所だけに湿布薬は貼りずらい。そのためか、なかなか快復せず、年を越してしまった。

 医者の診断をベースにして、自分でもウエッブ上でいろいろ調べてみた。すると腱鞘炎ではあるが、通常は「バネ指」として、少なくない人がかかっていることが分かった。そして原因とされているのは、指の使いすぎだという。だから直すには指を使わないことが第一だと。さらには指だけの問題ではなく、肩コリなど、肩周辺の硬直が原因しているとの記事もあった。

 右手の薬指だから、使わないわけにはいかない。そんなわけで現在も症状が快復していないのである。

 そんなあれやこれやの情報を整理していくうちに、私の場合、直接の原因だと思えるものがおぼろげにわかってきた。それはスポーツジムでの筋力トレーニングである。昨年秋口から近所のジムに週1回のペースで通い、主に上半身と腹筋を鍛えてきた。高齢なのに今更ジムでもあるまいに、と思うかもしれないが、私の場合肩コリがあって、例えば床屋に行き、マッサージを受けると、肩の筋肉が異常に硬直しているとビックリされ笑われる。また近年、食後など、胃が膨れて腹が出る症状があって、これも笑われる。そんなこともあって、上半身の筋肉に刺激を与えようとジムに通い始めたのである。効果は徐々に現れ、腕力もついてきたようだし、お腹など締め上げられるようになってきた。多分この筋力の増強が、部分的であるために、指の力とのバランスが崩れてのではないか。その結果がバネ指を引き起こしているのではないか、と想像できるのだ。

 人間の体はそれぞれの体型に従って、筋力のバランスがとられて維持されている。そのバランスが崩れると怪我をしたり、異常をきたすようだ。高齢の女性がよく膝が痛くなる症状で、関節の軟骨がすり減ってなどというのだが、本当は下半身と上半身のバランスが崩れるから起きる症状なのではないのか。だから部分的に脚の筋力を鍛えたりとか、ダイエットとかでは解決しない。それぞれ、若い時からのおのれ自身の体型にそった筋力のバランスがあるはずで、その回復が一番なのだと思う。
 ならば、私の場合のバネ指に関わる体型のバランスはいかにすべきか。答えはなかなか出てこない。とりあえずは肩周りの筋力を解きほぐすことがいちばんのように思うので、ジムでのトレーニングは続け、あまり負担のかからないトレーニングを行ってみようと考えている次第。【彬】

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