15年来の付き合いになった、飲食店「スズ滝」グループが新たな店舗を開店。
新しい店内のように見えるけれど、なんと登記簿では明治元年という古い建物のリノベーションです。
長岡市でも、古くから醸造の町として知られている摂田屋にあります。
旧青柳邸を買収し、地元の職人の手で、半年以上かけて改築したといいます。
一、二階の天井を床を抜いて、吹き抜けにしたのでしょう。二階の部屋の展望も目を見張る古さ。
ともすれば、殺風景になりがちな広い壁には素敵な絵画が。
柱も梁も雪国の旧家とあって、太い木材ばかり使われていて貫禄十分。
きっと、購入時から架けられていた額でしょうね。
勉強不足で、意味は分かりません。揮毫した方の名前も読めませんが堂々たる書です。
隣の招待客たちが話をしていたけれども、このグラスのセットはできたばかり。
「なんとか、今日のオープニングに間に合いましたよ」なんて会話が聞こえました。
約束のオープニング時刻の19時になりオーナー「鈴木将」の挨拶です。
15年前に最初の店「越後の台所すずきち」を立ち上げる際に相談に来た彼です。
その時は、初々しいというか頼りなさそうに見えた彼でしたが、すっかり貫禄が着きました。
そして、長岡ばかりではなく、今や県都新潟にも店舗を展開し、この「ウィロウハウス」がなんと11店舗目になります。
(続く)