2014年夏、ICEに乗りフランクフルトからケルンに向かった話は前に書いた。
そして、時間はかかるが、ライン川沿いの線を選んだ。(友人S氏のお勧め)
川と周囲の景色を楽しみながら、カメラおじさんをしながらの窓観光は楽しかった。
途中、ビンゲンからコブレンツの間で気になった巨岩を写した。
偶然写したローレライ。その距離(列車から岩まで)300m → Map
後で調べたら、あの有名なローレライではないか。
ローレライと知ってローレライと、知らないでみるローレライとでは、観察眼の深さが違うのではないか。
いつもの思い込みが始まった(笑)
「次は、ローレライをローレライと意識して観るぞ!」
別にそんなに力を入れなくてもいいじゃんか。
自分は、今そんなことを思いながらこの文を書いている(笑)
その機会は突然に訪れた。
2015年夏に、友人のОさんのお見舞いにデュッセルドルフに行くことになった。
もともОさんの企画での旅だったのだが、今回はОさんの計画通りにゆきたんくたちが旅をすることになった。
その中にライン川クルーズがあったのだ。
もしやと思ったら、ローレライを通る。
ザンクト・ゴアールスハウゼンからリューデスハイムまでの船旅である。
ローレライ像 → Map
wikiより
この岩山は、スイスと北海をつなぐライン川の中で、一番狭いところにあるため、流れが速く、また、水面下に多くの岩が潜んでいることもあって、かつては航行中の多くの舟が事故を起こした。 この「ローレライ付近は航行の難所である」ことが、「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。
高さ130mの岩山である。
ローレライの表示
頂上にはローレライセンターがある。(船からは見えない) → Map
今回は、コース上に目的があったので他の迷惑にはならずに済んだのである。
ちなみに、船からローレライまでの距離は150m。
前回の半分になったのであった。
さて、ローレライを知って観るローレライとそうでないのと・・・
結局気持の差はほとんどなかったのであった。