いよいよ見学も終わりに近づいてきた。
途中に火薬庫があったがスルー。
理由はゆきたんくの体調である。
発電所跡前に立つゆきたんく。 → Map
この時のゆきたんくは現在より体重が10kg以上重く、バテていたのだった。
先行する見学者に追いつくべく、火薬庫は泣く泣くスルーしたのであった。
また、前に述べた「長浦毒ガス貯蔵庫」にしても、この「発電所」にしても原則は立ち入り禁止である。
今回は団体として特別な形で中の見学を許されたのだ。
よって、遅れていると見学時間が短くなるのである。
さて、大久野島発電所については「小」と「大」に分けて書いていく。
小とは、下写真の北西部分になる。
大久野島発電所
最初は小さ目の発電所で電力を賄えるということだったが、途中から増築して現在残されている大きさになったと聞いた。
小さい方は2階建てである。
北西部2階建て部分。
2階建て部分内部
この建物の中に入ってみて、不思議な造りになっているなと思った所があった。
その時にはそれが当たり前だと思っているから「変なの」くらいにしか思わなかった。
帰宅して調べて納得する。
2階部分の方からから3階部分を見ると
左側に飛び出ている建物がある。
3階建ての方から見る。
出っ張った部分1階部分内部
見学当時は、「なんでわざわざ建物の中に出っ張った部分を造るのだろうか。」と思っていた。
なんのことはない。
2階部分はこの出っ張った部分も含んだ建物だったのである。
それを覆うように3階建て部分が造られたということだ。
この出っ張った部分にはまだ階段がついていて2階に上がれそうだった。
自分の体重を考えて断念した。
というよりも、この中に入れていただいているだけで充分なのである。
では、大きい方へ続く。