伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

地図から消えた島9

2016-07-29 23:09:10 | 戦争遺跡

いよいよ見学も終わりに近づいてきた。

途中に火薬庫があったがスルー。

理由はゆきたんくの体調である。



発電所跡前に立つゆきたんく。 → Map


 この時のゆきたんくは現在より体重が10kg以上重く、バテていたのだった。

先行する見学者に追いつくべく、火薬庫は泣く泣くスルーしたのであった。

また、前に述べた「長浦毒ガス貯蔵庫」にしても、この「発電所」にしても原則は立ち入り禁止である。

今回は団体として特別な形で中の見学を許されたのだ。

よって、遅れていると見学時間が短くなるのである。

さて、大久野島発電所については「小」と「大」に分けて書いていく。

小とは、下写真の北西部分になる。



大久野島発電所


 最初は小さ目の発電所で電力を賄えるということだったが、途中から増築して現在残されている大きさになったと聞いた。

小さい方は2階建てである。



北西部2階建て部分。


2階建て部分内部


 この建物の中に入ってみて、不思議な造りになっているなと思った所があった。

その時にはそれが当たり前だと思っているから「変なの」くらいにしか思わなかった。

帰宅して調べて納得する。

2階部分の方からから3階部分を見ると


 
左側に飛び出ている建物がある。


3階建ての方から見る。


出っ張った部分1階部分内部


 見学当時は、「なんでわざわざ建物の中に出っ張った部分を造るのだろうか。」と思っていた。

なんのことはない。

2階部分はこの出っ張った部分も含んだ建物だったのである。

それを覆うように3階建て部分が造られたということだ。

この出っ張った部分にはまだ階段がついていて2階に上がれそうだった。

自分の体重を考えて断念した。

というよりも、この中に入れていただいているだけで充分なのである。

では、大きい方へ続く。

 

コメント
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