「三年熟成味噌漬け」ですと…
『熟れた(う・れた)』ナスを、三年間味噌の中で『熟れ(な・れ)』させて、美味しい味噌漬けになるはずだったけれど、一緒に入れたニンニクの風味が『熟れて(こな・れて)』いない…なんてね(笑)
なるほど、『熟れる』と書いて、三通りの読み方があり、それぞれ意味が少しずつ違う。彼は、何でもかんでもニンニクを入れてしまうから、こういう結果になるのだけれど、ニンニクは身体に良いと信じ込んでいるから誰にも止めることはできない…ましてやゴチになっている身分ですから^^;
まぁまぁ、すっかり忘れてしまっていたというべきか、三年間もジッと我慢していたというべきか…『熟成』させるために、ジッと我慢していたという説を取り入れることにしておこう。
さて、会計事務を三本抱えて、それぞれ〆にかかる時期、一本の報酬支払のために、『オラだの農協』金融窓口に行くと、カウンター越しに座る女の子たちは実に若い…若い子たちを担当させているということもあるかも知れないけれど、『おやじぃ』も確実に年老いているのだと思った次第でありますよ。帰り道に立ち寄った量販店では、前職での苦手な大先輩に久し振りにお会いしましてね、知らぬふりを決め込むのも失礼かと思いまして、マスクをずらして顔を見せご挨拶だけはしましたけれど…「年取ったねぇ。」ですと。こちとら60年間かけて『熟成』しただけであり、老化など…鏡で見る限りは年取っている(笑)
『通い妻』も、もうすぐ4歳である^^;
「総会資料」に赤ペンで修正を入れながら、打ち直しの準備を進めていると、同じ歳の女優さんがテレビに出ておりましたよ。熱心に見るでもなく、トレンディードラマに出ていた頃の若い時分を思い出しておりましたが、アップで映る度に目が首筋に集中してしまう…「何じゃ!この首筋は!(心の叫び)」と隣りに座るオッカーと交互に見比べている『おやじぃ』が居る。猛反発を受けるに決まっているから、決して声には出しません。彼女の場合は、強烈なライトを浴び続けたことによる職業的なもの…一方のオッカーは、『おやじぃ』の稼ぎが悪くて、スキンケアが出来なかったことによるものと、善意的に解釈することにする。(見比べている間は、決して声を出してはいけない^^;)
はてさて、『老化』は歳とともに誰にでも訪れるものだから、抗ってみたところで致し方ない。一方の『熟成』は、わざわざ時間を掛けて『熟れて(こな・れて)』いくものだから、今後はコチラを採用することにいたしましょう。歳を重ねた分だけの『味』が出て来たりしてねぇ…若い頃のプライドやかつての栄光(そんなものあったっけ?)にすがり付いていると、味噌漬けの中のニンニクのように、不協和音の風味が出てしまうかも知れない。『通い妻のシロ♀』には、やさしい爺さんですからねぇ…そうそう、他人にも優しくすることにいたしましょう。決して、『助平心』は湧いてこないだろうから(笑)