「ヒェぇぇぇ~!」フグ刺しですか^^;
もう家族たちは晩ご飯を食べる時間帯だというのに、友人『ノロ社長』から晩酌会のご案内…家内安全、家族団らんetc.の方を重視する『おやじぃ』でありますが、「テッサ(フグ刺し)」を買って来たと言われれば、お呼ばれしない訳にも行きますまい。こうして『家内団らん』は脆くも放棄されてしまう日常でありますよ^^;
「フグ刺し」は、『おやじぃ』が早期退職の年に、食べたことが無いという同僚が居たことから、親睦会で専門店に行って以来5年振りかな?『ノロ社長』は、接待で食べて以来、10年は食べていないという。昔むか~し、山形県はフグ調理免許を必要としなかった数少ない県だったから…というより、フグを食する文化が無かったせいだと思うのだけれど、フグに巡り合うことは数少ないのでありまして、流通事情も良くなったから、知り合いの寿司店にお願いして、下処理を終えたフグを仕入れて頂き食べたなんてこともありましたっけ…。ましてや、正価なら一枚当たり60円…八掛け、半値の赤札商品でも一枚当たり30円ですからねぇ…庶民にとっては高嶺の花でありますよ^^;
魚類の解説書によれば、(秋田県産)ゴマフグは、クセ・旨味が少なく人気が無いという評価でありますが、放っとけ!よく噛みしめれば、後から甘みが湧いて来るのでありますよ。
やっぱり、定番の『鍋焼きうどん』…
さて、『おやじぃ』は、「フグ刺し」のパックに付いた「赤札」の方が気になったのでありますよ。「半値八掛け二割引」…昔、大阪船場あたりの繊維問屋街で、物が売れないときの値引率が元になった言葉で、下値(下限値)の目途を指す言葉らしい。100✕0.5✕0.8✕0.8=32(%)ふむふむ、この辺りが仕入れ値ということかいな^^;
スーパー産の「フグ刺し」は、赤札が二枚付いていて、元の売値から✕0.8、✕0.5となっておりますけれど、決して、100✕0.8✕0.5=40(%)になっている訳じゃないんだなぁ…なんて思った次第。最近は、晩酌会のお買い物をする『ノロ社長』は、物の値段に目ざとくなっておりましてね、行きつけのスーパーは、午後4時になると必ず赤札が付くという『絶対的自信』を持っている。午後4時以前にお買い物をするのはバカげているなんてね。勤めていた頃は、お惣菜も含めて、午後7時には赤札がつくスーパーを『おやじぃ』も知っていたし、その時間帯を目指して、または、7時を待って買い物をするお客さんもいらっしゃったような気もする。
はてさて、意中のモノが残っていれば良いけれどねぇ…午後4時なら勤め人は利用できないし、午後4時前に早々に買い物を済ませるお年寄りもいらっしゃるから、ある意味、高い買い物をさせられているということも言えないだろうかなんてね。食品の廃棄を考えれば、値下げも理解出来るけれど、購買意欲を掻き立てるための『赤札』については、どう理解すれば良いのかな?これもまた、売り手と買い手の信頼関係が成り立っての話だと思うのではありますけれどね(笑)