ポツリポツリと咲き始めた福寿草に…
雪が融け、福寿草の花が咲き始めました。関東辺りなら遅い咲き始めかも知れないけれど、雪国では春の到来を感じる光景であります。
突然ですが(いつものことだけれど^^;)福寿草の花を見ながら、学生時代に観た映画「クレーマークレーマー」を思い出しました。「アメリカで起こっている現象は、10年後には日本でも起こる。」そんなことを言っていた先輩がいたっけ。当時、アメリカで社会問題化していた離婚、そして親権の問題を描いた映画であったこともある。「パパの幸せは、ママの幸せだと思っていた。」とダスティン・フォフマンが子役のビリーに語っていた台詞を朧気ながらに憶えている。結婚もするだろう。そして、子どもにも恵まれるに違いない。そして、ありふれた幸せを味わっているに違いない…確かにそうなったのだけれど、40年以上経過して、もう一度、ダスティン・フォフマンの台詞を思い起こしてみる。寄せ植えにされた「福寿草」と違って、他所様の庭に咲いたそれはバラバラに咲いている。早い遅いはあるかも知れないけれど、それぞれに「幸せ」があって、それぞれが競い合う訳でもなく、それぞれが幸せ(春)を楽しんでいるようにも思える。家族もそうあれば良い…そんなことを考えた次第でありますよ。
味噌ラーメンをゴチになりまして…
今さらオッカーに「幸せでしたか?」などと聞くのも気恥ずかしい。(そんなこと言わずもがなと聞かないことが男子の美徳と思い込んでいるのが日本人の悪癖だったりしてねぇ^^;)
さて、そんなことを思いましたのも、この庭の持ち主もかつて「不幸」に見舞われたことを知っているから…そんなことを無視するかのように「福寿草」は毎年花を咲かせているに違いない。飛びきりの「幸せ」もない代わりに、飛びきりの「不幸」にも見舞われない…ありふれた日常が「幸せ」なのかも知れないなんてふと思ったのでありますけれどね。
はてさて、「仕事が途切れてしまう。」と昨日書いたはずなのに、突然、また能代市へ物件を引き取りに行くお仕事が舞い込んで来ました。眠気予防に今回は助手席に長男『ポン太郎君』を乗せて、物見遊山の旅にしますか…と引き受けたのは良いのだけれど、今度ばかりは時間指定でとんぼ返りになりそうでありますよ。少々、指定時間に遅れても安全運転を心掛けますかね。「味噌ラーメン」一杯で釣られた『おやじぃ』が悪いのか…ひとつひとつの花が「幸せ」を奏でる「福寿草」が『福重奏』になるように、お仕事がんばりま~すってね(笑)