昨年末、対米クリスマスプレゼント予告の実施がなく、異例の日数をかけた党中央委員会総会や「新年の辞」の発表が見送られた北朝鮮。
そこでは、ICBMや核実験の検討ではなく、大虐殺人事が進められていたと解説しておられるのは、重村智計東京通信大教授。
「重大問題」を、ICBM発射実験や核実験の再開、人工衛星の発射と誤解してしまったいい加減な見通しを重ねる日本の「テレビ芸者」。自らの見立て違いを誰も釈明することはなかったと、重村教授。 . . . 本文を読む
朝鮮半島情勢がきな臭くなってきたと指摘しておられるのは、産経新聞論説副委員長の佐々木類氏。
選挙対策で、「反日」だけでは足らず、「反米」を前面に押し立てる文在寅氏に、トランプ米政権が怒りをためていると指摘しておられるのは、元時事通信の室谷克実氏。
南北朝鮮は、このまま反米に向かって走るのでしょうか。 . . . 本文を読む
米海軍が誇る2つの空母打撃群が、朝鮮半島周辺に同時展開しているのだそうです。
「2017年危機」以来で、一触即発の緊張状態が復活しつつある。目的は、北朝鮮の記念日「光明星節」(2月16日)に合わせた金正恩の、弾道ミサイル発射や核実験などの暴走への警告。
正恩氏は昨年12月末の党中央委員会総会で、米国の対北政策を批判したうえで、「世界は遠からず、共和国(北朝鮮)が保有することになる新たな戦略兵器を目撃するだろう」と恫喝していました。 . . . 本文を読む
金正恩氏の最近の「打ち上げ花火」のようなミサイルの乱発は、北朝鮮が「出稼ぎ労働者の減少」等国連制裁で追い詰められている証。
金正恩氏は、イランに対する米国の姿勢を見て、北朝鮮に対しても米国の軍事作戦はないと踏んでいるようだ。だが、それは大きな間違いである。
その間違った判断で、金正恩氏が「自分勝手に決めた米国との核廃棄に関わる交渉期限」。期限切れ後の、「新年の辞」が注目されています。
内容次第では、「すべての準備が整っている米国」の軍事作戦を招くか、米軍の攻撃を恐れる政権(軍)幹部のクーデタが起こる可能性はかなり高いと指摘しておられるのは、国際投資アナリストの大原浩氏。 . . . 本文を読む
北朝鮮の挑発がエスカレートしていますね。
短距離ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイル( SLBM)の発射実験の頻度を上げてきています。
核を手放そうとせず、拉致被害者を帰さない金正恩政権。解決への結論は一つ。金正恩政権を排除するしかないと、李相哲龍谷大学教授。 . . . 本文を読む
10月31日午後4時35分頃、北朝鮮がまたミサイルを発射しました、
日本のEEZの外に落下したのだそうですが、韓国軍からの「GSOMIA」に則った情報提供要請はあったのでしょうか。
それはさておき、北朝鮮はなぜ、かくも立て続けにミサイル発射を繰り返すのか?
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北朝鮮から核・ミサイル開発能力の全て(あるいはその大半)を除去すべきであるとの立場だった元海兵隊大将マティス国防長官や陸軍中将マクマスター補佐官たちが政権を去った後も、北朝鮮に対する妥協は絶対に容認しないという姿勢を堅持していたボルトン氏。
大統領選勝利が最優先で、金正恩との接近を謀るトランプ氏にとっては大きな障害となっていた。そこを読み取った金正恩のボルトン外しの要求に。トランプ氏が妥協したとの構図。
それがボルトン氏解任の真相となれば、日本を攻撃可能な中距離ミサイルを保有する北朝鮮は日本にとっては脅威。
そこで日本にミサイル防衛システムを売り込むトランプ氏。
ボルトン氏解任は、一隻二鳥、大統領選へのアピールもいれれば、一石三鳥のメリットがトランプ氏にあるのですね。 . . . 本文を読む
北朝鮮が連続発射した新たな飛翔体について、様々な論評がなされていますね。
米朝首脳会談のつまづきはありましたが、トランブ大統領は今回の飛翔体については無視する姿勢を貫いていますし、金正恩も米韓合同演習について、米国より文在寅氏を強く非難しています。
トランプ氏と金正恩は、両首脳の関係維持継続では一致しているとの見方が大勢。
では何故この時期に新たな飛翔体を連続発射したのか。
米韓合同軍事演習への金正恩の抗議で、飛翔体はロシア製「イスカンデル」の北朝鮮版「KN23ミサイル」との説が大勢。
しかし、そうではなく、韓国陸軍も装備する米軍のATACMSに酷似しているとの説も! . . . 本文を読む
板門店(パンムンジョム)で緊急米朝会談が実現したのは何故か。内憂外患状態にある金正恩が、なんとか身の安全を確保するためにもトランプと再び握手する必要性があったことと、北朝鮮の鉱山開発などのビジネスに強い関心を持つトランプ氏の打算との一致だと言うのは、「FRIDAY」記者の赤石 晋一郎氏
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「アメリカファースト」を掲げ大統領になったトランプ氏。二期目の大統領選出馬宣言もして、今既に大統領選挙モードに突入していることは、諸兄がご承知の通りです。
第3回米朝首脳会談を巡って米国内の外交専門家の間では「実質的な成果なし」と冷ややかな反応が広がっているのだそうですが、トランプ大統領が再選されるための重要な要因は外交面で一般大衆でも分かるような成果。
そこで実行されたのが、現役大統領初の北朝鮮との軍事境界線越え。
さころが更に『核凍結』という解りやすいフレーズも狙っている。
それは、「完全で、検証可能、かつ不可逆的な核・ミサイル計画を放棄する」という要求を取り下げ、北朝鮮が現在保有している核兵器・ミサイルを凍結するという大譲歩案。
そうしたなか、米主要紙ニューヨーク・タイムズとウォール・ストリート・ジャーナルが、「米政府高官によればトランプ政権内部には北朝鮮との核交渉を巡って核凍結水準で妥協できる案を検討中」というニュースをすっぱ抜いた。
その"米政府高官"とは誰か。
トランプ政権は、人事が定着せず揺れていますが、対北強硬派のボルトン大統領補佐官は、両紙のスクープを即座に否定。
しかし、決裂した前回の米朝首脳会談では途中から臨席したのに、今回はウランバートルに居て不参加。
今回の米朝会談に絡んだ政府高官は、「ジャレンカ」(ジャレッドとイバンカとを合わせたニックネーム)夫妻と、ビーガン北朝鮮問題特別代表。
そしてもう1人、今やトランプ大統領の「事実上のアドバイザー」とされるフォックス・ニュースのアンカーマン、タッカー・カールソン記者。
板門店での「歴史的イベント」にカールソン氏がボルトン氏に代わって「臨場」していたのでした。 . . . 本文を読む
金正男の殺害直後に、アメリカ中央情報局(CIA)の介入(CIAは否定)を得て、アメリカ連邦捜査局(FBI)の庇護のもと米国内で、息子の金漢率と母、妹の3人の身柄を保護していると言う「自由朝鮮」。
脱北者支援活動をしてきたのですが、金正恩政権打倒の為の「臨時政府樹立」も目指しています。
一方、在スペイン北朝鮮大使館襲撃の軽挙では、米当局により襲撃メンバーが逮捕され、米政府にはしごを外された格好で、組織発足早々危機に直面している状況と、その正体や、支援国等が不明です。
対金正恩カードとして、中国が金正男を擁護していたとされ、今日では米国が、その息子のの金漢率を保護していると言われています。
「自由朝鮮」と米国などの第三国との関係は、どこまで確立されているのかは謎ですが、関連記事が集中して見られましたので、備忘録としてアップします。 . . . 本文を読む
金正恩委員長がいま一番、恐れているのは、トランプ大統領が豹変して、米朝関係が悪化することではない。120万朝鮮人民軍が反旗を翻すことである。だから突然、ミサイルを飛ばして、「私は軍を重視している」と示したと解説するのは、右田早希氏。 . . . 本文を読む
北朝鮮が 4日、日本海に向けて飛翔体を発射したことを受け、安倍首相は 6日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話首脳会談を行い、両首脳は「北朝鮮の非核化」の早期実現を進める方針で一致。
安倍首相は、拉致問題の解決に向けて、北朝鮮に無条件の会談実現を呼びかける一方、韓国には「制裁発動」も検討しているのだそうです。
北朝鮮は、米国やロシアとの首脳会談で成果を挙げられず追い詰められている。
電話会談で、日米首脳は南北朝鮮の攻略秘策が練られたのでしょうか。 . . . 本文を読む
板門店で開かれた第1次南北首脳会談は、2018年4月27日。金正恩氏は、文在寅氏に「これからは、文大統領がぐっすり眠れるよう、私が保証します」と約束しました。
しかしそれから 1年と 1週間の 2019年5月4日、文在寅大統領の就任2周年を数日後に控えているなか、金正恩氏は、みずから2度も口にしていた約束を破り、数発の飛翔体を日本海に向かって発射しました。
米朝会談実現に向け、金正恩氏の使い走りをしていた文在寅氏ですが、2回目のハノイでの米朝会談が不調に終わったあたりから、北朝鮮からも米国からも信頼を失っていることは、諸兄がご承知の通りです。 . . . 本文を読む
欧米等から制裁を受けているロシアと、国連加盟国から制裁をうけている北朝鮮。被制裁国同士であり、北朝鮮金王朝の産みの親である露との親子関係でもある両国の首脳会談。
金正恩は米国からの圧力の庇護を求め、プーチンは北朝鮮への影響力復活を求める利害が一致することを確認出来た様です。 . . . 本文を読む