遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

新型コロナウイルスのワクチン接種に否定的報道のメディア 医師等が反発

2021-01-23 01:33:55 | 武漢肺炎
 新型コロナウイルスの感染拡大を止める切り札として期待されているのがワクチン。
 既に接種を開始している国々の報道が盛んですが、日本では、菅首相が21日の参院本会議で、ワクチンについて、「3億1000万回分を確保できる見込みだ」と語り、まず米ファイザー社製の 1万回分超が 2月中旬に届く予定ですね。
 ところが、なぜかワクチンについては危険性を強調する記事が目立つ様で、医師らが反発し、記事の取り消しがされているそうですね。

 ニッポン放送の「コージーアップ」では、元毎日新聞の佐々木俊尚氏が、アエラ、週間新潮、毎日新聞(元ネタはオリコン)、TBSの報道を指摘しておられました。
 2021/01/22/金 06:50-07:37 | 飯田浩司のOK! Cozy up! Part2 | ニッポン放送 | radiko
 (開始から 24分経過したあたりから、該当解説。ルーラーで早送りしてお聞きください。)
 女子高生100人調査「コロナワクチン、6割超受けたくない」記事に批判殺到。毎日新聞などが掲載→削除

 
医学界“猛反発” 反ワクチンあおるメディアの大罪 政府に迅速な対応求めつつも危険性強調 「一定の効果尊重すべきだ」木村盛世氏 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.1.22

 新型コロナウイルスの感染拡大を止める切り札として期待されているのがワクチンだ。国内で2月下旬にも接種が始まるが、一部メディアでワクチンの「不安」を過剰にあおる報道が相次ぎ、医師らが反発している

 菅義偉首相は21日の参院本会議で、ワクチンについて、「3億1000万回分を確保できる見込みだ」と語った。

 まず
米ファイザー社製の1万回分超が2月中旬に届く予定だ。政府は緊急事態宣言で感染を押さえ込みつつ、同月下旬以降のワクチン接種で収束に持ち込む出口戦略を描いている。

 
普段は政府に迅速なコロナ対応を求めるメディアだが、なぜかワクチンについては危険性を強調する記事が目立つ

 女性誌では、ワクチンの効果の持続期間や副反応などへの懸念を報じ、別の週刊誌では、神経障害やアレルギー体質を持つ人へのハイリスクなど「副反応」を強調-といった具合だ。

 
ネット上ではこうした反ワクチン報道への反発も強まっている。あるネットニュースが女子高生100人のアンケートで、6割超が「受けたくない」と答えたことを紹介した記事には「不安をあおっている」などの批判が集まり、転載した大手新聞社などが削除や釈明に追い込まれた。

 出版社系のニュースサイトにはワクチンを打ちたくないとする医師の記事が出たが、その後、閲覧できなくなった。

 新聞社系の週刊誌の見出しについても、多くの医師がワクチンに不安を持っているように強調していると批判された。

 
SNS上では批判の前面に出ているのが医療関係者だ。「非科学的な文章で読者を誤誘導している」「反ワクチンにだまされないで」と批判や呼びかけのほか、「僕はワクチンを打ちます」と宣言する投稿もあった。

 
元厚労省医系技官の木村盛世氏は、「感染状況がここまで来た以上、ワクチンと病床数確保しか対策は残されていない。効果の持続性や中長期的な副反応は不明な点も多いが、一定程度の効果があることは尊重されるべきだ」と指摘した。

 SNS上では批判の前面に出ているのが医療関係者なのだそうです。
 「非科学的な文章で読者を誤誘導している」「反ワクチンにだまされないで」と批判や呼びかけのほか、「僕はワクチンを打ちます」と宣言する投稿もあったと。

 テレビのワイドショー番組でお見かけする、元厚労省医系技官の木村盛世氏は、「感染状況がここまで来た以上、ワクチンと病床数確保しか対策は残されていない。」「一定程度の効果があることは尊重されるべきだ」と指摘しておられるそうで、まったく仰る通りですね。

 お馴染みの偏向報道機関ですが、流石に素早く取り消ししたようですが、なんでも批判するのが報道機関といった、メディアの報道姿勢の劣化が目立つ今日ですね。

 余談ですが、クリスマス頃から年末にかけての感染分が今月の感染拡大の数値として、また、入院やホテルなどへの隔離が満員で出来ず、自宅待機中に亡くなるという、医療崩壊が始まっています。
 感染者が多いのは、20代、30代。公私共に行動が多い世代。
 感染拡大の原因を追究し、対策をするのはものごとのいろはの"い"。当初は注目されましたが、若い世代は感染しても重症化しないとのメデイアの報道が定着し、街頭インタビューでも、感染への恐れが希薄な様子が見られる昨今。
 報道も、20代〇百人、30代〇百人、65歳以上〇百人といったくくりで、20代、30代の多さが目立たない編集。重症化しやすい高齢者に警告したい意思なのか?
 重症化の確率は低くても、感染を拡大している原因の大きなもののひとつですね。
 感染情報の変動が、オールドメディアを視聴しない若者に伝わり難いのも問題。緊急事態発令と共に、若者にも感染者が多い(=感染を拡大させている層)ことを、初期に戻って唱える声が戻っていますが、オールドメディアの視聴が少ない若者に情報が届き難い。
 あらゆる層に、感染への自粛が浸透したのは、志村けんさんの死亡と言われていますね。学校の一斉休校も、家庭の生活スタイル(育児、食事)が多くの家庭に影響、実感。

 初心に戻って、拡大層への情報伝達を唱える声が聴かれるようになって来ました。
 目立つのは小池都知事。都の広報へふわちゃんの起用などしていましたが、都の広報ってわざわざ観る機会は稀。
 都は頑張っているけど、広報力は限界があります。メディアが、若者への情報伝達をどうやって増やすのか、改革が望まれます。
 それは、既存の基幹報道手段の利用が、若者が歳をとり、人口のシェアをかくだいするにつれ、その変革に対応できていないメディアは消滅することにもなりますね。

 20代30代が「カギを握っている」 小池知事、都内の感染状況に危機感(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

 メディアの改革が望まれます。



 # 冒頭の画像は、メディアの報道姿勢を一括した尾崎治夫東京都医師会会長
  東京都医師会、分断あおるメディアに一喝「なぜ皮肉めいた報道ばかりするのか」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース




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