遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

自衛隊の哨戒機・輸送機 ニュージランドへの輸出交渉開始

2017-01-03 23:58:58 | 日本を復活させる
 政府がニュージーランドに自衛隊の「P1哨戒機」と「C2輸送機」を輸出する交渉に入ったのだそうです。
 2014年4月、新たな方針として「防衛装備移転三原則」の運用を開始して、これまで、インド向けに海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」、オーストラリア向けに交渉された、「そうりゅう型」潜水艦などがありましたが、いずれも実現に至りませんでした。、「そうりゅう型」潜水艦については、世界に冠たる静粛性能を誇るもので、技術情報漏洩の懸念から輸出反対意見が多かったものを、安倍首相とアボット首相(当時)との親交関係で進められたもので、親中のターンブル首相に政権交代し、むしろ商談が中止になってよかったというものではありましたが。。

 
インドへの飛行艇輸出も空振り 安倍首相の“人災”が原因か | 日刊ゲンダイDIGITAL
 オーストラリア潜水艦商戦、日本敗退の裏側 | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
 
自衛隊機輸出へNZと交渉 政府、哨戒機・輸送機 :日本経済新聞 2017/1/3 1:06日本経済新聞 電子版

 政府はニュージーランド(NZ)に自衛隊のP1哨戒機とC2輸送機を輸出する交渉に入った。ともに製造の中心となるのは川崎重工業。欧米の機種も候補に挙がり、今夏にも調達先が決まる。整備を含めた長期契約になり、数千億円規模のビジネスを見込む。日本が2014年に条件付きで防衛装備品を輸出する政策に転じて以来、初の大型案件になる可能性
がある。

 日本政府はNZ政府の求めに応じ、昨年9月にP1とC2の基本性能について、機密部分を除き情報提供した。
防衛省と川重の担当者が現地で交渉している。17年前半にも日本はNZの要求を踏まえ、価格や製造・管理・修理に関する事業計画を提案
する。一部の部品は共同生産も検討する。
 
NZは欧米など他の提案と比較して調達先を決める
。日本政府は輸出の交渉と並行して、前提となる防衛装備品・技術移転協定の締結に向けた交渉もNZと始める。
 海上自衛隊に配備するP1は、主力のP3Cの後継の国産哨戒機だ。音響探知機器を海中に投下し潜水艦の微弱な音波を把握できる。
低燃費で静粛性に優れ、高い評価がある。日本政府関係者は「米ボーイングのP8哨戒機と一騎打ちになる
」との見通しを示す。

 
C2は搭載量が多く長距離航続が可能な輸送機。航空自衛隊には16年6月に初納入され、17年3月に配備予定。主翼などの部品をP1と共通化しており、NZが両方導入すればコスト削減効果がある。こちらは欧州のエアバスなど2~3社が競争相手
になりそうだ。

 政府は14年4月、新たな方針として「防衛装備移転三原則」の運用を開始。防衛装備品の輸出条件を大幅に緩和したが、実績は乏しい。昨年は4月にオーストラリアの潜水艦受注競争でフランスに敗北。15年11月には英国向けの対潜哨戒機の商戦でも米国に敗れていた。NZへの輸出が実現すれば初の大型案件になる。


 2017/1/3(火)ザ・ボイス 有本香×潮匡人 ニュース解説「東京都の小池知事 都議選で40人規模を擁立へ」特集『2017年の安全保障』など

 (開始後 29分35秒あたりから該当解説です。画面下部のルーラーで早送りしてお聞きください。)

 「P1」については、「米ボーイングのP8哨戒機と一騎打ちになる」見通しとのことですが、現状、世界レベルでの品質はこの2機に絞られるのだそうですね。「C2」との部品共有化を進めてコストダウンされたのだそうです。
 「P1」は、1970年前後に国産化を固めていながら、角栄さんのロッキード事件で、「P3C」に置き換えられ、その後継機としてやっと日の目をみた国産機。
 
(1) 航空自衛隊 生徒隊 JASDF ncocs - タイムライン

 「C2」を含めて受注出来れば、更にコストダウンが可能になるとのこと。国内の防衛費削減にもつながることになりますので、是非受注を実現させていただきたいものですね。


 # 冒頭の画像は、海上自衛隊の「P1哨戒機」




  この花の名前は、タイセイ




政府広報(北方領土問題) - YouTube


↓よろしかったら、お願いします。



写真素材のピクスタ


Fotolia


続 中国の海洋戦略
暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?
中国人民解放軍の正体―平和ボケ日本人への警告!!





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月2日(月)のつぶやき | トップ | 1月3日(火)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本を復活させる」カテゴリの最新記事